終わらない夏も、
きっちり終わり、
秋もしっかりあって、
紅葉は、
長く
美しく。
今年最後のダリア会は、
賑やかに総勢18名。
広い部屋に、
ずらりと皆さん揃いました。
お庭も、
少しずつ、
冬の気配。
今日のお軸は、
今年ご逝去された、
鵬雲斎 筆
福来 宝珠の画
宝珠 とは??
球形をしていて、
頭が尖って、
火炎が燃え上がっている形の玉。
欲しい物が、
思いのまま出せる玉。
ええやーん。
縁起良し。
棚は
玄々斎好 杉棚。
きりりとした姿が、
寒くなってきたこの時期にも、
ピッタリ。
水指は、
三島。
棗は
独楽。
お仕覆は、
フェルト製で、
あったかそう。
東山 三十六峰
山本 亜希 造。
後の拝見の際に、
じっくりと
寄りで見てみましょう。
お花は
加茂本阿弥椿
枝のカーブがよき照り葉は、
柏葉紫陽花照葉。
色味が枝とマッチする花入は、
河合 武 造。
さあ、
手と口を清めて、
席入り。
渋めの色合いのお着物や帯が、
師走な感じで、
いいねえ。
赤い宝珠が、
真っ先に目に入るわー。
今日は、
まず
お善哉の前に、
塩昆布を。
お好みの量をとっていきましょう。
お善哉も、
どんどんと
運ばれてきて、
可愛いねー。
帯と帯揚げと帯締め飾りで、
クリスマスカラー。
お善哉が、
続々と、
運ばれてきました。
ついに、
私のところにも。
お詰めのM様のお餅が、
ハートや〜❤️。
なんと。
きゃわいいね。
濃茶が、
点てられて、
五人分? 六人分?
回して感謝して、
ささっと飲んで、
味わって、
少し濡らした茶巾で拭って、
さっと
ナイロンの小袋に片付けて、
冷めないように、
お隣に、
手渡しして。
スムーズにできるようになりたいなあ。
湯気が、
美し。
半東のT様のスムーズな動きのおかげで、
この人数でも、
いい感じで、
会が
進みます。
本当、
感謝です。
みなさま、
素敵な
飲みっぷりです。
宝珠。
パワー感じるなあ。
なんと、
このお干菓子、
O様が、
先日参加くださったクリスマスリースレッスンの帰りに、
銀杏が綺麗だったので、
作りました
とのこと。
素晴らしすぎる。
そして、
美味しゅうございました。
こちらは、
パリからお越しの、
チョコレート。
La Maison du chocolat
どれを取るか、
悩ましー。
とりあえず、
取り易い
こちらを。
続き薄茶で、
今度は、
カラフルな茶碗で。
東京より、
もっちり
かりんとう。
お腹が幸せ。
お隣のM川様のチョコ。
いいなあ。
螺鈿の光のような光沢の茶碗。
なんと、
ムラーノガラス製。
磁器に絵付けしたような感じ。
薄茶の色が、
一層、
引き立てますね。
中国からアイリンさん、
お越し。
現在、
日本語を学びに留学中。
もうすでに、
日本語、京都弁も堪能、
日本文化に造詣深く、
なんと、
着付けはYouTubeで、
習得。
羨ましすぎる。
楽しんでいただけてるかなあ。
イタリアから持ち帰られた母娘で、
絶賛撮影中。
一層、
喜びが増しますね。
茶碗の中の景色も、
いいねえ。
打ち出の小槌に
ねず様ー。
この時期に登場のM川様の着物、
通称”もちもちの木”、
螺鈿の感じと、
ムラーノガラスの茶碗、
テーストが
似てますねー。
ツーショット。
M様の装い、
クリスマス色〜。
作家お二人に挟まれた私。
二人の会話が、
専門的すぎて、
少々、
ひき気味。
茶壺の入れ物も、
拝見に回ってきました。
丁寧な作りに、
感動。
ボール入れ、
とか
スイカ入れ、
とか言って、
ごめんなさい。
拝見タイム。
棚にきちっとおさまった柄杓に、
感動。
こちらの、
ムーミン村のおうちのょうな、
可愛い茶入れは、
肩衝
芦田 尚美 造。
截金が美しい茶杓
銘”六花”、
米良 和紗 造。
フェルト地の仕覆。
あったかそう。
棗の独楽の色が、
いいね。
最後は、
おつめの方が、
四つ持ちで返して、
総礼にて、
お開き。
きたる年も、