2015年5月30日土曜日

芍薬アレンジ@神戸外国俱楽部

ロンドンのネタが残ったままですが、お花ネタを先に。

火曜日の夜日本に戻ると、夏の陽気。

今年初の蚊にもかまれ、いよいよ長い夏の始まり。

 昨日は、久々の花市場。

不思議なサイクルの時差ぼけのおかげで、四時半起きも

以外にすんなり。

いつもお花のお届けやレッスンやらで、お世話になるTさまの

クリニック20周年パーティーのテーブルアレンジのオーダーいただき、

そのための仕入れです。

女子ばかりのクリニックなので、上品なピンクをイメージして

お花をチョイス。




メインの花よりも、先に旬の枝ものをチョイス。

こちらは、伊予ミズキ。

初夏の佇まいが、魅力。




大好きなスグリの木もあったので、こちらも。

買える頃には、売り切れだったので、

早く選んでおいて、よかったー。

 メインは、やっぱり芍薬で。

色は、、、、悩んだーー。




パープルっぽいピンクの、夕映え。

薄いピンクのリリアン。




こちらのピンクは、富士。

明日の本番では、みんないい感じで開きそう。




こちらも、今年初のブルーレースフラワーのピンク版。





蕾の色があまりに可愛くて買った、赤い芍薬/レッドレッドローズ。

開いてみると、中が黄色。

ということは、今回のアレンジには、残念ながら使えません。

でも、30本は使えそうなので、なんとかなりそう。




水揚げして、葉っぱを処分したら、

ゴミ袋いっぱいに。

葉っぱなかなかのボリューム。





クリニックに置く、お祝いのブーケは、

ラクスパーとスカビオサ、それにワックスフラワーを。

伊予ミズキを添えて。





テーブルの真ん中に置くサイズを考え、

グリーンのトレーにオアシスを置いて、アレンジ作り。

五個並ぶと、壮観。










会場の神戸外人俱楽部。

神戸に長くあるメンバー制のクラブ。

T様の20周年パーティーは、こちらのレトロな会場で。




アレンジが、ピッタリ真ん中のスペースにおさまり、

ホッ。







T様の人柄と、多才さがしっかり盛り込まれたパーティー♪











プロのバンドの演奏を始め、T様&娘のSちゃんコラボのアナ雪。

続きまして、クリニック全体でのハンドベルの演奏♪







お忙しいお仕事の合間をぬって、皆様で練習。

いい笑顔(^^)




コスチュームも演奏もばっちり。




息子さんのピアノ演奏。

医者仲間の方の、バンド演奏。

ほっこりする演目が続々。

プログラムも実にスムーズに。

お料理もとても美味しく。

 T様は、阪神淡路大震災の年に、クリニックを開設し、

子育てしつつ、学会や研究、そして多才な七色の趣味も満喫、

いつもたくさんの患者さんを診て、お忙しいのですが、

天然な可愛らしさもしっかりある、愛されキャラの方。

その人柄がしっかり反映された、

あったかい素敵な会でした。

 その会場に花を添えられて、嬉しかったです。

お持ち帰りのバッグも用意し、それぞれのアレンジが

パーティー後、お嫁入りしました。

T様のスピーチでお開き。




ますますのご活躍、期待していますね。


2015年5月25日月曜日

V&A 再び

明日の夕刻、ロンドンを出る前に、やっぱり後ろ髪引かれるのが、

V&A Museum の陶磁器のコーナー。

先日行った際は、クローズ。

なんと、昨年も公務員のストと重なり、人員不足でクローズ。

マイナーなコーナーなのか、なかなかタイミングが合いません。

 で、今日再びチャレンジ。

地下鉄のサウスケンジントン駅をおり、V&A museumのサインと共に、

subway (アメリカでは地下鉄、イギリスでは地下通路のこと)

を通って、行く事に。

雨の日などは、こちらが便利。
 
イギリスは次の月曜日が祝日なので、今日は混んでたー。

でも、家族連れの大半が、隣の自然史博物館へ。




こちらが、地下の入り口。

バッグの中身の、軽いチェックあり。







ロダンの彫刻の展示がロンドンでおこなわれた際、

ドイツとの戦争が激化。

英国の兵士が、フランスの兵士と協力して戦ったことに感銘を受け、

ロダンは、展示中の彫刻をそのまま寄贈。

ということで、ロンドンにたくさんのロダンがある、、とか。




ロダンの横を通り、ショップを通り、

一応、インフォメーションでエレベーターの位置と、

陶磁器のコーナーが開いているか、、確認。

入り口横のエレベーター六階へ。




あー、あった。

でもその前に、階段下のこの方に謁見。




インド入植の際のヴィクトリア女王。













おびただしい数の陶磁器が、天井近くまで飾られていて、

圧巻。
















上の方まで見るには、はしごが必要。



タイルも。




一つ一つに、番号がついていて、

説明書きがあるので、便利です。







イギリスだけではなく、世界各地の陶磁器がずらり。




ヨーロッパも




中東も、





もちらん、日本も。




韓国も。




あちこちにベンチがあり、

一日居れそう。













可愛いカップ&ソーサー。




1800年頃のミントン製。




エンドレス。




もちろん、マイセンも。











スージークーパーも、もちろん!







フィンランドも。




北欧ブームは、今や世界各地で。







我が家で愛用中のEmma Bridgewaterもこちらに。




こんなキャッチーな陶器製のオブジェを通り、




日本でも大人気のルーシーリーのコーナー。




彼女の工房が、そのままここに再現されています。







楽焼き特有の火入れの説明も。







銅板転写の説明。




ワークショップもあるようです。










おなじみのコーナーは今日はスルーして、










ダビンチの丁寧に描かれた鏡文字のメモを見て、

終了。

 陶磁器好きには、超おすすめの美術館です。

満足、まんぞく(^^)