2026年4月9日木曜日

4月のダリア会〜主菓子は藤宴。

 昨日の京都。

ピカ天ながら、

気温は冬逆戻り。

なかなか、

ヒートテックから、

卒業できない、

春の難しさ。

 神戸よりも桜は進みが早く、

どこも散り始めて葉桜。

井筒庵からチラリと見える、

お隣のシダレサクラで、

名残の桜を愛でて。












待合には、

”都おどり”。

磯田 又一郎 筆。



途中、

シュールな方の視線を感じつつ。

お庭へ。



春から初夏の感じもあり。

風薫る5月ももうすぐ。

蚊の出没は、

ゆっくりで、

よーし。












今日のお軸は、

”香禅心花開合掌”。

味のある書体は、

徳善寺 了庵和尚 筆。

さて、

その心は?

菅原道真 ”和漢朗詠集”より、

”香は禅の心にて、

火を用いず、

花は合掌に開けて春に因らず”

とあります。

やはり、

心の持ちようが大切、

ということですね。

 心穏やかに、心豊かに、

日々過ごしたいところですね。





旅だんす 利休好み。

初お目見えの水指は、

信楽 箪瓢 (たんぴょう)。

サイズも、

ピッタリ。

利休が秀吉の小田原攻めの際に、

これで茶を点てたとか。

なんとも、

優雅な戦ですね。








優雅な姿の花入は、

鶴首 三浦竹泉 造。

パッと開いた華やかな姿の椿は、

仁和寺五色椿。

一つの木に、

五色のお花は咲くとか。

あとで、

枝物も加わります。




天井に、

椿。




堂本印象の扇絵。






来月は、

端午の節句ですね。



昨日は、

お釈迦さまの誕生日。

この日の正客の方も、

お誕生日。

ということで、

みなさんが入られる入り口に、

真如堂からやってきたこちらで、

お香を炊いて、

お出迎え。


















茶入れは、

立杭。

もう50年近く前。

実家の父が、

丹波に連れて行ってくれた際に、

姉が選んで買ってきたもの。

これから、

使って、

使って、

育てる予定です。

父も喜んでるわー。





さーて、

主菓子がやってきました。




立派な菓子器にずらりと。




正客のY様のお好みで、

上用饅頭。

すりおろした山芋・大和芋と米粉を混ぜた生地に餡を包み、

蒸しあげた高級な和菓子。

シンプルな見た目以上に、

とても手間のかかったもの。






午後は、

娘ちゃんの入学式を控えつつ、

未だ

皆勤の記録を伸ばし続けるM様。

優美な辻が花、

素敵です。





ダリア会のセンターのお二人が揃って、

とっても嬉しいです。





なんと、

可愛らしい姿のお饅頭。

銘は、

”藤宴”。

鶴屋吉信 ご製。

桜の次は、

藤も待たれますね。





みなさんの装いも、

本当に素晴らしく。

季節に合わせた素敵があちこちに。





























藤の色が良いわ〜。

菓子切りを使わず、

手でいただきました。

もっちりと、

美味しゅうございました。












お点前始まります。

障子に向かって、

一礼。

障子を閉めたつもり、

のサインだそうです。

(説明むずかし)。




































名残の炉の今の時期は、

釜は、

透木釜。

(羽根がついた感じの釜)。

気温が上がる頃は、

炎があんまり見えない、

亭主の心遣い。





















芳醇な香りの、

濃茶が、

運ばれてきました。





こちらは、

織部黒の茶碗。





赤楽茶碗。








お隣の

レジェンドお詰めのK様。

かわいい帯留めが、

いいわー。












お干菓子は、

黒糖そら豆 ふみ屋 ご製。








そして、



なんと、

お赤飯が。

正客のY様、

お持ちいただきました。

お誕生日に振る舞うといえば、

ドイツ時代、

お隣の親切なAdaさんが、

自らのバースデイで、

ブラックフォレストケーキを焼いて、

おもてなししてくれた事を

思い出しました。

ドイツでは、

お誕生日に、

みなさんに振る舞うのが習慣だとか。
















まだまだひんやりした空気感。

湯気は、

ご馳走ですね。


























続き薄茶で、

口も一層潤いますね。












陶芸家のM様。

お着物と自作の茶碗の色が、

ピッタリ。








Y様のお着物にも、

クローバーとテントウムシのお茶碗が、

コラボ。

























ご歓談も楽しく。

















K様も、

茶碗と起きもんもが、

めちゃくちゃピッタリ。












これから、

たくさんの手に触れてもらって、

磨きがかかりそうだね。









お仕覆は、

ジャワ更紗。

















茶杓は、

桜の皮を用いて

銘”御室”

川上 宏志 作。































薄器の蓋は、

ご一緒いただく、

守家羊子 造。

”くるり”。

カタツムリを連想。



薄器は、

ラオス製。

馬の尻尾を用いたものだとか。





柄も楽し。








レジェンドおつめのK様。

ささっと、

四つ持ちにて。













総令にて、

お開き。





















来月は、

風薫る5月。

まだまだ、

爽やかでありますように。