2019年1月31日木曜日

山崎豊子が眺めた景色@志摩観光ホテル

”陽が傾き、潮が満ちはじめると、志摩半島の英虞湾に華麗な黄昏が訪れる”、

で始まる山崎豊子さんの”華麗なる一族”。

その舞台となった志摩観光ホテルへ。

2016年のサミットの会場としても知られるホテル。




山崎さんは、実際に定宿にされていたようです。




サミット会場も再現されて、

Brexitがうまくいきますように、

一応EU席へ。








宿泊客がいつでも利用出来るラウンジは、

新聞や雑誌、本もあり、飲み物やちょっとした食べ物も常駐。

 お茶室も覗かせていただきました。




川喜田半泥子の命名で、扁額(へんがく)も半泥子によるものだとか。










窓からの眺めも素晴らしく、










床もしつらえてありました。




水屋も綺麗に整えられてました。




ホテル内は、広々として、

素敵な絵が飾られてました。







藤田嗣治のものも。




夕日が沈みはじめて、



英虞湾が見える席で、

夕食をいただきました。




小さな前菜に続き、




伊勢海老のサラダ。




とっても濃厚な伊勢海老のスープ。




絶品のアワビのポワレ。




ステーキも。




上品なデザート。




締めに小さなデザート。

大満足でした。




あちこちにドンキホーテのオブジェが。




翌朝も晴天。




和朝食をチョイス。







デザートはブッフェから。

地元の山村牛乳のヨーグルト、

絶品です。




昨夜は星の鑑賞会にも参加したのですが、

朝食後は、”香道”を体験。




貴重な香道のお道具も飾られて、

京都から”山田松香木店”さんがお越し。










大変貴重な”伽羅”の原木も実際に手に持って香りを楽しみ、

わかりやすい説明の後、

源氏香という組香(くみこう)を体験。




5種の香を聞くゲームですが、

源氏物語の中から52の組み合わせにそれぞれ名前がつき、

朝顔や夕顔、野分、蜉蝣、浮舟、、などなど

優雅な名前の記号で、お香の種類を当てます。




お香のお道具がこちら。

香を聞きながら、ゆったりと静かな時間。

楽しませていただきました。

(ちなみに参加は無料。)

朝ヨガもありました。








サービスも眺めも秀逸。

大満足な旅の締めとなりました。


伊良湖岬から鳥羽、そしてお伊勢参り

数日滞在した東京を出て、西へ。

行きはあんまり見れなかった富士山。

帰りはくっきりと。




東から見る富士山は、雪が綺麗にコーティング。

西から見た時は、雪がまだらでした。




巨大UFOのような雲を頭にいただき、

やっぱり富士山は日本一のイケメンです。

 さて、お昼を大幅に過ぎて2時ごろいただいたのが

うなぎ。

小一時間ほど待って、やっとありつけました。




さっとさばいて、串刺し、そして炭火で焼いて

タレの壺にダイブ。

とってもシンプルですが、鮮やかな手つき。




ふっくらと美味しくて、肝吸いの味も秀逸。

お店の方々もとっても感じよくて、

大満足でした。



ごちそうさまでした。




浜名湖を見ながら、夕方着いたのが





伊良湖岬。

太平洋と三河湾を望む渥美半島の先端。

眼下に広がる砂浜は”恋路ヶ浜”。

湾曲する美しい砂浜。




翌朝もこのビュー。




日本には、まだまだ行っていない綺麗な場所があるなあと

再確認。




そして、伊勢湾フェリーにて、鳥羽へ。




この日は風が非常に強く、

揺れる、揺れる、、。




なんとか酔わずに、到着。




一路、伊勢神宮の外宮からお参り。







いつ行っても、気のいい場所です。




その後、内宮へ。

 とっても混んでいて、いつもとは違う駐車場へ。

いつもは通らない界隈から内宮へ。










この辺りは、銀行も郵便局も良い風情です。









お参りには、やっぱり赤福。




お参りの前に腹ごしらえ。




一月も末ですが、まだまだ賑わってます。




松の木が力強くて、パワー感じます。



三重県の清酒がずらり。




雨が極端に少ない今年の冬。

五十鈴川の水かさも少なめ。

 お参りを済ませて、参道へ。




屋根の上も可愛くて、







お天気は上々。





伊勢参りのお土産は、赤福だけではないようで、

長蛇の列でした。




お天気に恵まれて、一月中に無事お参りできました。