2018年5月18日金曜日

今月のフラワーデリバリー *芍薬*

今年は、いろんな芍薬に出会い、

蕾の開く速度が本当に千差万別で、

苦労しますが、それもやっぱり魅力の一つ。

 今月のフラワーデリバリーも、芍薬。




一晩置くと、ちょうど良い加減の開き具合。




長野からやって来た”夕映え”。

綺麗なフューシャピンク。



小さなブーケにして、プレゼントに。




季節限定の芍薬、今まさに旬です。


2018年5月16日水曜日

やって来た蒸し暑さ(汗)

爽やかだわーっ!と喜んでいたのに、

昨日くらいから、じわっと暑く。

今日の午後には、ちょっと蒸し暑いやん。

 今週末から出かける旅支度を、天気にらめっこしながら

いろいろパッキング。




お庭のジューンベリーが、いい感じの赤に実り、

朝から鳥たちが、突っつきにやって来ます。





超細長の我が家の庭も、初夏気分。








霜にかなりやられたゼラニュームも、

もりもりに増殖中。







ピンポン玉のようだった芍薬も、

五日目で、半分ほど開花。




開花といえば、エアープランツも、

開花。







トロピカルな色合いが、魅力です。

 明日、別の用途で使う花材たちは、

今日だけブーケに組んで楽しみました。




ちょっとアーティフィシャルな感じの芍薬は

プリンセスマーガレット。

咲くと、本当に巨大です。




五月は、もう少し爽やか空気を楽しみたいなあ。

2018年5月12日土曜日

芍薬の 蕾、、固し 

昨日の早朝、いつもよりさらに早く花市場へ。

母の日商戦で、めちゃめちゃ混むので

レッスン用の花材は、ほぼオーダー済み。

 芍薬狙いでしたが、先週までのふっくらの芍薬はなくて、

かたーい蕾が待ち構えていました。

それでも、この時期ならではのコバノズイナや

最近の一番のお気に入りのクリスマスローズのハーッピーベル。

おっきいお顔のグリーンミストなどとともに、帰路へ。

 11時頃には、いつもの賑やかメンバーが揃い

まずはお茶タイム。




育ち盛りの男子三人のお母さんで、

コストコの食材を、一家族で使い切る

目下大忙しのKさん。

いつも手作りお菓子を持参いただきます。

 今日は揚げたてのドーナッツ。

ぺろっといただけました。




そして、GWの各地のお土産をいただき、

しばし談笑。




二階で、ブーケを組みます。




芍薬以外の花材を、ネトワイエ。




芍薬がカターーイ蕾なので、

いまいち雰囲気出ませんが、

なんとか仕上がりました。














芍薬が咲いたら、きっともっと豪華なはず。




お子ちゃまの送迎があるので、先に出るKさまだけ、

まずラッピング&ブーケと撮影。





ブーケでほうれい線を隠すヴァージョン。




ちょっと気取ったヴァージョン。

いつも美味しいお菓子ありがとう。

次回も、期待してますわ(笑)。

 さて、ほかのメンバーは来週の打ち合わせミーティング。

その後ラッピングして、







たくちゃんもおつきあいありがとうねー。




来月も、お待ちしておりますね。

 最後は、自分のブーケで撮影タイム。















爽やかな空気感が、気持ち良い今日この頃。

もう少し、この爽やかさが続きますように。


2018年5月9日水曜日

今月の月釜、主菓子は”唐衣(からごろも)”

昨日の激しい雨のおかげで、木々がより鮮やかな緑の今日、

京都の姉宅で、五月の月釜を楽しみました。




みなさまが揃う頃には、雨も上がり

青空も覗きました。






つくばいの手前に、




白い可憐な二輪草が。




そして、今日のお軸は

なかなかのスペシャル。




いつもご一緒いただくDさまが、ご実家の整理で持ち帰った

竹内栖鳳の”藻狩舟(もがりぶね)”。




爽やかでやわらかな色使いと筆使いが、

絶妙。

みなさまが来られる前に、

目の前でまじまじと見入りました。




この日に合わせたかのように咲いた、一重の芍薬が

上品な香りを放ちます。




香合は、”独楽(こま)”。

微妙な色合いが、とっても素敵。




今日のしつらえは、五月なので”初風炉”。

ちょっと小ぶりな棚は、桑の木でできた”桑小卓”。

水指は、”安南写細水指”。

安南は、ベトナムですね。

シュッと細い姿が、華奢な棚にぴったり。




先月のしつらえ。

桜が咲いた頃が、ずいぶん前に感じるのは

花の咲き頃が、どんどん先走る傾向の今年のせいかなあ。




今日のテーマは、”八十八夜”。

思い出すのは、”茶つみ♫”。

 さてさて、皆様席入れされて、

主菓子が回ってきました。







今日の主菓子は、”唐衣”。

なぜ、からごろも??

初めて知ったのですが、とても素敵なストーリーが。

”唐衣 着つつなれにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ”

それぞれの句頭に、”か・き・つ・ば・た”の五文字を織り込んだ

在原業平の和歌。

都に残してきた妻を偲び、カキツバタが咲く三河国あたりで詠んだのだとか。




そんなロマンチックな話をちょっと感じながら、

美味しくいただきました。









いろいろな趣向のお茶碗をそれぞれ楽しみ、













藤平伸さんの、少し大ぶりだけど、

どこか繊細な味わいのお茶碗も、

手にとって楽しみました。













いろいろな質問も飛び交い、

和やかな時間が流れます。










こちらは、蛍。




ほっこりのカバちゃんも。







棗は、”珠光棗”。

わび茶の祖と言われる、村田珠光が好んだものとか。




茶杓は、銘は”一聲(いっせい)。

大徳寺 高桐院 松長剛山 造。

拝見のお道具が、お詰めから正客に返され、

総礼して、お開き。




ご一緒した皆様の何気ないおしゃべりも




楽しい時間。




開きかけた芍薬は、最後には満開に。










ご一緒いただいた皆様、

今日もありがとうございました。

まだまだ知らないことがたくさんの茶道の世界。

 来月は、どんな出会いがあるかな。

今から楽しみです。