2024年9月28日土曜日

秋の鞆の浦へ。

 


三月の一日に訪れてから、

半年ぶりに、

鞆の浦へ。

最近は、

新幹線”さくら”を使って、

福山まで、あっという間。

 宿の”汀邸 遠音近音”へは、

駅前から送迎バスで、

半時間ほど。

運転することなく、

楽チンで到着。

チェックインまでまだ3時間あまり。

荷物を置いて、

ウエルカムドリンク&焼き菓子をいただき、

まず、

近場を散策。



ホッとする、

瀬戸内の風景。





まず、

遅めのランチを、

カフェ”KC CAFE”さんへ。

 前回、

雨に打たれて、

入ったカフェ。

美味しいケーキと、

あったかいスパイシーな”チャイ”に

癒されてから、

お気に入り。

 夜は、

日本食なので、

ランチは、

ハーブカレー。








セットのドリンクは、

マンゴーラッシー。

めちゃくちゃ、

合う。



さて、

散策開始。

ぎり、

歩けそうな気温と陽気。



空は、

秋空、

真っ青。





引き潮なので、

こんな感じ。







この界隈は、

ポツポツと、

お店あり。

観光客も、

ポツポツと。

のんびりした雰囲気が、

良いね。








この後、

太田屋住宅へ。



























こそっと、

ジブリ感あり。







看板から、

すでに、

美味しそう。

























さて、

太田家住宅へ。



万葉の時代から、

瀬戸内海の要港として、

多くの船が行き来した

鞆の浦。

瀬戸内海のほぼ中央にあり、

この辺りで

潮の流れが変わることから、

古来、

潮待ち風待ちの港として、

栄えました。

 江戸時代には、

朝鮮通信使やオランダの商館長を乗せた船が上陸し、

国際的な港として、

発展。

当時この建物は、

”保命酒屋中村家”として、

様々な酒類の、

醸造がおこなわれました。

 その一方、

客人をもてなすための部屋も多数あり、

幕末の七卿や、

頼山陽など、

歴史的人物も迎え、

西国大名の宿所としても、

役割を果たしました。

 明治に入り、

廻船業を営む太田家へ譲渡された後も、

大切に保存され、

1991年位は、

別邸”太田家住宅朝宗亭”とともに、

国の重要文化財に指定されたとのこと。




毎回、

簡単な説明もありますよー。

大きい荷物は、

戸を上に持ち上げて、

搬入したとか。





木と竹を編んで作った、

網代天井もあり。



楽しみな、

酒井抱一の掛け軸。

今回は、

”柿”。

キュートなメジロ*5も。






















大広間の広めの床には、

”佛”の字が、

どどーんと。




今回は、

抱一が、

もう一幅。

秋の風情が、

いいねー。




月とススキと

芙蓉。

色合いも、

このみ。















太田家住宅を堪能して、

外へ。







雲は、

すっかり秋。

でも、

暑い〜。


ということで、

先ほどのカフェに、




ミルク金時。

”おかえりなさい”って、

声をかけていただきました。






さて、

チェックイン。
















”平成いろは丸”も、

元気に。



外にできたデッキソファーで、

夕暮れまで、

まったりと。




















部屋の露店風呂を堪能して、

楽しみな、

夕食。






冷菜から。






煮穴子、ごぼう饅頭、なめこ、

その他、

いろいろと。



お造り、

様々、

美味なり。




紅葉鯛のしゃぶしゃぶ。

きのこたくさんの鍋に、

イワシのつみれもあり。



瀬戸内

季節の酢の物尽くし。



和風ローストビーフに、

小さな、

鯛カツバーガー。



最後は、

名物の”鯛めし”。






お茶漬けでいただくと、

より美味。


甘味で締めて、

大満足。

 翌朝も、

美味しい朝食をいただき、

大満足。




9月も終盤。

しかし、

暑さが、

まだまだ。

今年の秋は、

本当、

影が薄し。