2024年9月11日水曜日

9月の月釜〜主菓子は”桔梗”。

 9月になり、

先月はお休みだった月釜が、

再開。

 朝夕は、

少し秋めいて、

と、

期待するけれど、

秋らしさを探すけれど、

空には、

でっかい入道雲。

なんなら、

今年一番の暑さな今日、

キンキンに、

部屋を冷やして、

ダリア会の皆さん、

集いました。



床には、

なんとも可愛いお花が。

芒、高砂芙蓉、祇園花傘木槿、たで、藤袴。

手つき籠に、

入りました。

秋の花ですが、

優しいピンクで、

気持ちが和みますね。



お軸には、

”月下煎茶吸白光(げっか ちゃをせんじ はっこうを きゅうす)。

特徴的な筆致は、

おなじみの、

徳善寺 了庵和尚 筆。

月が入ると、

やっぱり、

秋ですね。




ターコズイズの訶梨勒(かりろく)が、

きりりと。



香合は、

”雛鴨”。

中宮寺の古材を使ったものだとか。




シックな軸装が、

秋らしく。




棚は、

玄々斎 好 更科棚。

水指は、

染付 唐草 高橋 道八 造。

少し涼やかな色合いが、

まだまだ暑いこの時期には、

嬉しく。




天井に、

菊を見つけて、

嬉しい。

 さあ、席入り。



ひしゃくが新しくなり、

以前よりも、

掬いやすくなりましたねー。

外、

暑っ。



薄器は、

高麗青磁。

蓋は、

村田 好謙 造。

銘は、

”泪”。





可愛い主菓子が、

やってきました。

鶴屋吉信 ご製の

銘 ”桔梗”。








さて、

今日も濃茶から。












見た目も、

抜群に美しく。

もっちりと、

上品な甘さに、

うっとり。






さああて、

今日のお濃茶は、

どんなお味かなあ。






皆さん、

濃茶も飲み方を、

頭で、

確認。























濃茶が運ばれると、

いろいろ、

作法も違い、

とにかく、

写真少ないです。





三人で、

ひと椀。

それぞれ、

どれくらい飲むか、

ご挨拶は?

手渡しで?

回して、

戻して、

頭の中は、

くるくると。

集中〜〜。








皆さん、

真剣。






写真撮ってる場合ではなく、

撮った写真は、

ボケボケ。

 そして、

濃茶は、

味わい深く、

上品な甘みもあり、

美味しい*美味しい。

 そして、

お干菓子が数種。

続き薄茶です。





六花亭の”六花のつゆ”。

見た目も、

キュート。







そこに、

きな粉とあんこ添えの、

寒天ゼリー。



そして、

黒砂糖の黒糖豆 古仁尾 ご製。

ぽりぽりっと、

美味しくいただきました〜。


































































秋らしい茶碗で、

薄茶が点てられます。






茶碗の中の景色も、

楽しく。

雁は、

越冬のために、

秋頃、

飛来するとか。



飲む前と、飲んだ後の景色が、

やはり、

楽しく。

ひょうたんが、

たくさん。








こちらは、

うさ子と、

トクサ。




こちらは、

なでしことオミナエシかなあ。

薄茶は、

茶碗が華やかで、

そこも楽しく。














正客が、

お道具を、

4つ持ち。







棗、茶杓、大津袋、薄器。

この順番でね。



きりりと、

水が揚がった季節の花は、

やっぱり、

癒し。




薄器を拝見。




こちらは、

大津袋。

棗を入れるものですが、

初にお目にかかりますね。




お詰めの方が、

四つ持ちで、

お道具を返します。









最後は、

笑顔で集合写真。





来月は、きっとめちゃくちゃ秋のはず。


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