朝夕は、涼しくなり、
肌寒い日もあるけど、
やっぱり、
今年はまだまだの暑さ。
11月は”霜月”らしいけれど、
霜には、
程遠い。
茶道の世界では、
11月は、特別。
”おめでとうございます”の炉開き。
楽しみもいろいろ。
最初にいただく、
お善哉。
新豆の元気な小豆と、
お餅。
美味しい。
今年は、いただく前から
箸で小豆をつままずに、
ざざっと大胆にいただくと、
決めてました。
昨年、
立派な小豆を箸で取ってたら、
えらく時間がかかったので。
そして、もう一つのお楽しみは、
みなさんの着物。
それぞれが、
おめでたい席にぴったりの装いで来られるので、
品よく、
華やぎます。
みなさんが来られる前に、
今日のしつらえをチラ見。
お花の主役は、
やはり椿。
炉開きにふさわしい
”白玉椿”。
上品です。
添えた枝物は、
雪柳。
格の高い花入は、
”立鼓” 真清水蔵六(ましみずぞうろく)造。
一度だけ受けた、
茶花のお稽古にて、
用意された5種をご機嫌よく入れて、
先生の元に持って行ったら、
”風炉の時期であればね、
籠に活けて、
こういう感じもありなんですが〜”、
って、丁寧にダメ出しされたのを、
思い出しました。
お軸は、
”福者有智”。
大徳寺 高桐院 松長剛山和尚 筆。
”福のある者は、智慧もある”
っていうことかなあ。
クリスマスのワークショップに向けて、
スワッグを飾りました。
まだ、針葉樹の種類が揃わないけれど、
数種束ねただけでも、
香りでクリスマスがやってくる感じ。
もう少し、寒さも加われば、
最高だわ。
今日の棚は、
利休 好みの円卓。
下に行くに従って、
末広がりな感じが、優しく。
水指は、
”宝尽し” 山本阿吽 造。
棗は、
独楽平棗。
棗の件は、
後ほど詳しく。
窓を全開で、
清々しく。
一応蚊取り線香もオン。
今年は、シーズン長めだねー。
ころりとかわいい炉は、
置き炉。
ポータブルに置き場所を変えれて、
いろんな点前が、
可能に。
無限の可能性に、
チャレンジ〜。
席入りして、
始まりました。
今日は、オーストラリアからのお客様もお越し。
日本が大好きで、
日本の文化にも造詣深く、
フットワーク軽く、
各地に出向かれる予定とか。
我々日本人も、
学ぶこと、たくさん。
天井画に目を注がれてるのかなあ。
品ある装いにうっとり。
本当、
可愛らしくて、
そして、
素敵です。
半東のTさまのおかげで、
年一回のお楽しみ。
丹波の新豆のお善哉。
運ばれてきました。
炭が赤く、
ほっこりと。
いただきまーす。
今年は、
品よく、
ザザアーッと食べて、
テンポ良く、
美味しくいただきました。
お餅も、
食べ応えあり。
お餅は、
”本家鳴海餅”。
薄茶が、
次々と。
とても流れ良く、
薄茶をいただけます。
上品な形と色。
お茶をいただいた後の茶碗の中が、
さらなるお楽しみが。
後ほど。
素敵。
お三方の着物の色の並びが、
綺麗。
着物は、
横からも
良いですね。
色のグラデが。
着物、帯、帯揚げ、帯締め。
色のコントラストが、
何種類もあり、
悩ましくも、
楽しく。
もうすっかりおなじみの
富士山の茶碗。
風格が出てきましたね。
太陽光のおかげで、
茶碗がよーく見えて、
新たな発見もあり、
みなさんで、
楽しく。
お干菓子は、
富山からお越しのNちゃんが持ってきてくれた
金沢 うら田
”愛香果”。
黒い塗りの立派な菓子器の載って。
後ほど、
明るいところで、
菓子器は、
みなさんで拝見。
シナモンの香りが上品で、
美味しくいただきました。
楽しく&美味しく。
二服目も、
美味しくいただき。
菓子器を、
明るい場所で、
もう一度
鑑賞。
金色の下に、
赤が?
わー、
素敵。
断捨離を卒業した姉が、
最近、
手に入れたとか。
明るい場所でしっかり眺めると、
0 件のコメント:
コメントを投稿