昨日、
冬の始まりの10度ほどの軽井沢から、
夏の名残の神戸に戻りました。
先週水曜日の京都でのダリア会から、
箱根、
東京、
軽井沢、
途中、
一宮で同級生とランチ、
を経て、
帰宅。
絶賛、
洗濯中ですが、
まず、
先週のダリア会から。
軽く綴ることに。
この時期らしい、
天上画。
栗、菊、等々。
この時期、
美味しいものもいっぱいなのに、
なかなか、
涼しくならず、
こうなったら、
秋を掴みに行くしか、
ないね。
そういう意味では、
茶道は、
すごい。
毎月、
しつらえが、
違う。
今月は、
名残の点前、
”中置”。
肌寒くなる(まだですが)、
十月に行われる、
”風炉”の点前の一つ。
風炉を畳の中央に据えることで、
客に火を近づけ、
温かさを感じてもらう、
亭主の気遣い。
が、
冷房マックスでした。
風炉の位置が変わるため、
水指を風炉の左側(勝手付き)に置くのが、
一般的、
とのこと。
お軸は、
アートのようなこの字は、
大徳寺 徳善寺 了庵和尚 筆
”莫嫌猿猴投月”。
はて?
和尚の説明書きがなく、
想像するしかない。
莫 なかれ(否定)
嫌 きらう
猿猴 猿 特に手長ざる
投月 月を投げる??
さーて。
お猿さんが、
月を投げることを
嫌わないで、、、???
違うなー。
正解は何?
”猿猴捉月”は、
結構見かける。
水に映った月を撮ろうとした猿が、
枝が折れて、
溺死した、
という仏教の故事に由来して、
身の程をわきまえず、
実現不可能なことをして、
身を滅ぼすことのたとえ。
なんか、
その教えも、
あんまり、
好きになれないなあ。
それぞれの解釈でいいのでは?
いずれにしても、
秋は月が、
気になる頃ですね。
来月は、
炉開き。
5種が入るのは、
今月まで。
なんか、
嬉しいね。
宗全籠に、
高砂芙蓉、菊芋、水引草、祇園守木槿、吾亦紅。
お庭から、
5種揃いました。
今日は、
濃茶からなので、
茶巾を作り、
水に浸して、
茶碗を清めやすくして、
それを入れる小さなナイロン袋も忍ばせて、
用意。
今日の正客、次客は、
このお二人。
今回、
ここが、
写真多め。
主菓子が運ばれ、
表情が緩む瞬間。
主菓子 銘”山里”。
祇園 かぎ甚 ご製。
道明寺餅を栗のきんとんで包み込んだ、
まさにこの時期のご馳走、
栗の上品な甘味とまろやかさ、
中の道明寺餅の存在感も嬉しい、
秋が閉じ込められたお菓子。
この日は、
アメリカのシアトルから、
お越しの方も。
日本は、
あちこち回られていて、
エンジョイされてるとのこと。
良い時間になれば、
嬉しいです。
色々、
説明受けながら、
楽しんでいらっしゃいました。
結界に使われたキュートなこちらは、
ご一緒いただくY様のお父様の
先生にあたる方の作品。
からくり人形のごとく、
動きます。
さて、
お点前、
拝見。
濃茶、
冷めないよう、
人数を考えて、
素早く飲んで、
味わい、
飲み口を巾着で清め、
お隣に、
手渡し。
別のアングルから。
この時期らしいお着物も、
茶席によき色を添えますね。
濃茶は、
飲み終わった後の、
茶碗の中の景色も、
よし。
柄のない茶碗に、
濃茶が映えて、
素敵。
続き薄茶で、
お干菓子が。
こちらは、
関製菓本舗 京せんべい。
入っていた容器が素敵だったので、
このままで、
回します。
和三盆 羽根さぬき
三谷製糖 羽根さぬき本舗
お正月の羽根つきの羽根ですね。
上品で、美し。
薄茶になると、
正客は、
次客に譲ります。
茶入れ 瀬戸 肩衝
仕覆 十色間道
茶杓 銘 広沢
亭主に、
こちらを訪ねる、
お役目があるので。
楽しめたかなあ。
可愛い模様の薄器
あられ散らし雪吹 吉岡 美也子 造
拝見の時間です。
中置の点前には、
水指は、
細いのが使われます。
今回は、
備前 蛸壺。
明るい場所で、
細かい部分まで、
確認。
なれた手つきで、
五つ持ちをこなす、
お詰め担当のK様。
180度くるりとだったり。
装礼にて、
お開き。
来月は、
炉開き。
ふさわしい気温に、
なりますように。



































































































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