はや、九月も九日。
まだ今月は、一回も書いてなかった、、。
イカンイカン。
さて、昨日は2ヶ月ぶりの月釜。
先月の朝茶の会を欠席したので、
ちょっと久しぶりの茶会記です。
少し朝晩涼しくなったけれど、本当によく降る雨。
月を愛でるための工夫だとか。
太陽の金閣寺と、月の銀閣寺。
なーんか、いいですね。
秋の夜に銀閣寺を訪れてみたいわ〜。
日本ならではの発想かな。
ちょっと怖くて可愛い、日本らしいうさこさん。
盛りだくさんで、可愛い。
桜蓼、今季最後の祇園守木槿、高砂芙蓉、
秋海棠、唐松草。
名前も、なんて風流。
でも、漢字テストやったら、
やばいくらい難しい。
え、普段はお詰めの方が座るところに?
えー??
スタンバイ。
そうです。
今日は、小間の茶会のリハーサルです。
小間とは?
四畳半以下の大きさの茶室のこと。
昭和の茶会といえば、
映画”日々是好日”の映画のワンシーンでもあったけれど、
大広間に、詰め詰めに人が入り、
流れ作業のごとく、
どんどん、お菓子食べて、薄茶飲んで、
まるで、お茶のフェス状態でしたね。
コロナ禍になり、密が避けられて、
皮肉にもお茶の世界にも、
本来のあるべき姿が、
見直される時かも。
今日のリハは、実は11月にある茶会の練習。
小間の茶室での客としての振る舞いを、
みんなで練習。
密を避けて、3グループに分けて。
まずは、”にじり口”の練習。
考案者は、千利休。
戦国時代は、主従関係が強い時代。
でも、茶室ではみんな平等。
どんな身分の高い方も、刀を外し頭を下げて、
茶室へ。
にじりの練習。
お軸に向かって、まず一礼。
お軸拝見して、もう一回一礼。
礼はこの二回のみ。
そして、少し角度を花に向けて、
扇子を置いて、
お花を見ます。
床の方から、正客、次客、、、。
という順に座ります。
全員席入したら、
襖をぴしゃりと音立てて、
亭主に合図。
鍵のようなものもかけていたらしい。
上から見たら、横向きのウサコが。
食べると、赤いあんが出てきて、
またまたほっこり。
絶妙なサイズ感が、かっこいいです。
そして、かっこいいといえば、
この所作。
姉に聞くと、”切り柄杓”というらしい。
茶道の作法、とりわけ柄杓の使い方には、
弓道との関連性が見受けられるとか。
特に”切り柄杓”は、茶碗に抹茶を入れ、
お湯を半杓入れた後、残りを釜の戻して
柄杓を置く際の扱いで、
なーんか、かっこいいです。
客にも、その品とした空気が伝わり、
緊張とはまた違う魅力が、
茶道にはありますね。
虫かご見立ての入れ物でやってくると、
より美味しく。
さて、次のグループの方々が到着。
本当に素敵。
椅子席でも、もちろん楽しめます。
私も、正座無理なんで
助かります。
お軸と相まって
素敵。
主菓子を楽しみ、
季節的に、使うのはギリギリだったとのことですが、
黒い蓋もガラスで、
とっても洒落てます。
なんて素敵な色。
床の方から、正客、次客、、。
日本でもイギリスでも、日常を楽しまれるCHIAKIさんを見習って、私も心豊かに過ごしたいと思います。
返信削除誰もがなかなか苦しい昨今の状況。なんとか楽しみ見つけて、やっていきましょう!
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