2024年3月19日火曜日

TSUBAKI Exhibition @仁和寺黒書院

 寒波が戻った三月後半。

一昨日から、京都へ。

 仏師の和紗ちゃんが承った、

仁和寺にある御室成就山八十八ヶ所にある、

霊場第32番札所禅師峰寺のご本尊、

十一面観音菩薩像を新調、

及び、

傷みの激しかった弘法大師像の修復、

その奉納の儀式に、

立ち会わせていただきました。

 前日は、

まず会場となる黒書院、

及び、

高松宮記念書院、

そちらの設営から。







花期終盤の梅と、

今が盛りの馬酔木が、

美しく。








庭の石にも、

うっとり。

 今回のメインの仏像を、

1日前に拝見。







斜め後ろの姿も、

美しく。




修復を終えた弘法大師像も、

色鮮やかに、

整えられてます。













ここから、

最後の仕上げも、

まだあるらしい。







そして、

高松宮記念書院にて、

準備。



桜の襖絵も、

雅に。


馬酔木が、

ぷっくりと。



床の花も、

整えられ、










セッティング

真っ盛り。




藪椿は、

とりあえず、

葉っぱをもう一度拭きしめて、

枝の収まりを確認。

景色の良い虫食い葉っぱを残し、

イマイチなのや、

重なった葉っぱを

取り払いました。




サリータッセルさんも、

ディスプレーを準備。



秋の風景の

襖絵も、

素敵。























雨に濡れた苔も、

美しく。












短めの椿は、

こちらの花器に。




さて、展示の初日。



タッセルのワークショップも、

バッチリと。




田村葵さんの日本画教室の案内も。








作品が、

あちこちに。









準備、

続く、

続く。











椿色のドレスも、

スタンバイ。








黒書院に移動。




堂本印象さんの

魅力的な襖絵とともに、

ガラス絵の鞠川恵子さんの作品。



茶室のお守りや魔除けとしても、

使われる、

訶梨勒(かりろく)。

仏師の和紗さんと、

サリータッセル町田さんの

コラボ。

いろんな色や飾りで、

印象も変わります。











襖絵も、

本当に、

美しく。





























庭も、

美しく。


鞠川さんの、

”マサルくん”、

こと、秀吉公もこちらに。

金箔にひょうたん。





色も、

綺麗。















黒書院の、

仔細な部分も、

楽しめる。



















白漆喰の壁の前に、

一乗寺の渡辺邸から、

樹齢600年の藪椿をいけました。

葉っぱを掃除して、

重なる葉っぱを除いた以外は、

ほぼ枝のまま。


さすがの、

存在感。





杉板絵も、

素晴らしい。



奉納の後、

仏師の和紗ちゃん自ら、

いろいろと

説明。














本当、

お疲れ様でしたー。














まゆ、目、口に色が入り、

より、

丹精に。
















日本画家の田村葵さんの作品も、

いろいろと。



個性的で、

黒書院に合う、

作品がいろいろと。




























鮮やかな色合いが、

魅力的。




あちらにも、

杉板絵。

いいねえ。












サリータッセルさんの、

デザイン画のTシャツもあり。

呈茶席はいかが?











イタリアのミラノからのお客様。

日本語も勉強されてて、

日本文化が大好きだとか。

嬉しいです。


美味しそうな主菓子は、

椿をモチーフに。




椿のかりろくが。

色も、

絶妙。









截金も、

仔細まで、

美しく。



明日の春分の日まで、

展示があります。

しっかり着込んで、

ぜひぜひお出かけくださいませ。




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