昨今の酷暑の影響や、
意外に続く冬の寒さもあり、
日本は、
いよいよ
四季ではなく、
”二季?”
とか言われるけれど、
いやいや、
季節感は、
もう今や
自分で、
感じに行く
のが良いなあと思う。
その点、
茶道は、
月毎に、
時節を楽しむ工夫満載。
今月のダリア会は、
”藤波”。
調べてみると、
桜が散って、
寂しくなった頃に、
藤の花が咲き始め、
風に靡く、
その様を例えたのが、
”藤波”。
小堀遠州公が、
”藤波”の銘をつけた茶道具が、
いくつかあるとか。
前置きはそのくらいで、
ダリア会のブログ、
一週間遅れで、
書いております。
箱根*東京*箱根の旅行から、
昨日戻りました。
もう、
この季節が
やってきましたー。
今年は、
どうぞ、
お手柔らかにね。
お庭でなかなかの勢力を誇る、
どくだみ様。
水があがると、
意外に、
シュッと。
今日の主役のお二人、
人生を少し先を歩かれるお二人に、
小さなバスケットアレンジを、
神戸から、
持ってきました。
今月は、
初風炉。
炉に蓋をして、
涼を呼ぶ、
しつらえに。
水指は、
一重口
四季草花図。
薄器は、
チェコ製のガラスに、
蓋をあつらえて、
薄器に見立てたもの。
銀製で、
お茶の世界では、
銀は”南鐐(なんりょう)”
というらしい。
作者 守家 羊子。
棚は、
玄々斎 好
更好棚。
利休好みの三重棚をもとに、
天板と下の柱を取り除いて、
更に好みを変えたという意味で、
更好 となったとか。
お軸は、
”無事是貴人”。
鵬雲斎大宗匠 筆。
平穏無事な状態が、
真に、
尊い境地である、
とのこと。
年々、
沁みますね。
花入れは、
染付高砂。
実に涼しげで、
おめでたい感じ。
花は、
一初(いちはつ)。
あやめ、杜若、いちはつ、カキツバタ、
この時期に見られるこれらの花は、
ほんと、
凛として、
涼しげ。
お庭は、
新緑から、
”緑”へ、
日々、
成長中。
待合のこちらは、
お能 ”杜若(かきつばた)”。
芍薬、
だね。
新芽が美しいあせびと
都忘。
もうすぐ、
こちらが主役な、
朝顔。
席入り、
始まりました。
みなさんの
着物や帯、
こちらも、
毎月のお楽しみ。
主菓子が、
運ばれてきました。
今日は、
若い社中のMちゃんが、
お仕事の都合をつけて、
半東とお点前に。
場が華やぎますねー。
始まりました。
薄茶*二。
いろんな柄の茶碗と、
種類の違う抹茶を、
比べて、
楽しみました。
いろんな、
茶碗を、
飲んで、
眺めて、
嬉しい時間。
しばし、
指導の
時間。
お道具、
拝見。
茶杓は、
大徳寺 高桐院 松長剛山 作で、
銘は、
”一聲(いっせい)”。
総礼にて、
お開き。
この後、
即、
箱根へGO!。
来月は、梅雨。
少しでも、
爽やかであれ、
と願うばかり。
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