2021年6月10日木曜日

藤平伸ワールドの中、ほっこりと楽しむ月釜。

 真夏日となった水曜日、今月のダリア会は、

五条坂に出かけました。

 いつも月釜でご一緒いただく、みほさんが、

陶芸家のお父様”藤平伸”さんの住まい兼アトリエを

記念館に改装して、年二回、

テーマに沿った展示品で

公開されている

”藤平伸記念館”へ。

記念館の詳しい説明は、こちらからどうぞ。

 30度超えの中、朝から姉と準備に

早めに記念館へ。



看板からも、あったかい雰囲気が漂います。







陶板の絵は、どこかファンタジー。

ヨーロッパな雰囲気も。




こちらは、和の雰囲気ながら

やっぱり、ほっこり。




こちらも、可愛らしいなあ。




入り口の窓も全開。

空気の通りも良く、

みなさんの到着前に、

準備開始。




どこか飄々とした、優しい雰囲気の写真に見守られ、

薄茶の準備が始まりました。




お茶の準備をする台は、

銀行で使われてたアンテイークの物。

あちこちに、

生前使用された調度品が並びます。







その様子を、

ちょっとシュールなお人形が

ちらりと見てますわ。







みほさんの着物も、

お花が刺繍されて、

素敵。







薄茶茶碗や、銘々皿。

すべて伸さんの作。

手にとって、作品を味わえる

極上の時間です。




見た目も涼やか、

主菓子は、今シーズン最初に味わう

葛もち。

銘は、

”汀の花”。

なんて素敵。




食べ終わると、

”鵜飼”でおなじみの鵜。

夏ですね。

 時々、展示品も見て、

その自由で軽やかな雰囲気に癒されます。







今回の展示のテーマは、

”蝶と花”。

特に私のお気に入りが、こちら。




作品のメモが、こちらで。




作品がこれ。

いいなあ。












こちらは、みほさんのキュートで繊細な作品。

ポップなテーストが、

可愛い〜。








最初のグループが、手にとって、

目で見て、食べて、飲んで。

贅沢な時間を堪能。







お父様が見守る中、みほさんが

いろいろ説明されました。




ご自身でも、薄茶を楽しんで。




私が選んだ茶碗は、

なんとも素敵な色のもの。

辰砂釉によるもの。




辰砂釉の作品が、いくつかありました。




こちらや、




こちらにも。

なんとも温かいいい色。




作業机には、







素敵な文章が。

生き物に対する、優しい眼差しが感じられますわ。




こちらのお皿も、素敵。




このお茶碗もいいわ〜。




こられた方、みなさんマスクの下が

笑顔*笑顔。










第二グループの皆さん、

ご到着。







展示品を楽しく、拝見。










主菓子が運ばれ、

五感で堪能の

豊かな時間。










自然に笑顔に。







白い茶碗も、素敵。

涼やかで、まあるいフォルムも優しく。










次々と、作品の茶碗が、

実際に楽しめる贅沢な時間。




二服目は、

カフェインレスの薄茶も。

カフェインが苦手な人には、朗報ですね。










釉薬の垂れ具合が絶妙な花瓶。




ちょっと北欧っぽいテーストのものも。




お人形の顔も、

雰囲気あるなあ。





でも、やっぱりこの方が一番。

 次のグループの方が到着。







毎回、熱湯消毒で

スタンバイ。










主菓子が運ばれ、




自然に笑顔。




実際に飲んで、触れて

しっかりと味わいました。







作品に囲まれて、

お茶を楽しむ、

贅沢な贅沢な時間でした。







お軸の字も、

のびのびと味のある字体。

生き物に対する優しさが、

ここにも。




二日ほどの儚い命の

ヤマシャクヤク。




花も葉っぱも、儚げで

品があります。




書斎の一角にあった本たち。

どこか、詩人のような方だなあと思っていたら、

”陶の詩人”と評されたとか。

なるほど。

 ご一緒いただいたダリア会のメンバー、

記念館を開放していただいたみほさん。

ほっこり楽しい時間を、

本当に、ありがとうございました。


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