昨日は、実に一年半ぶりくらいに映画館へ。
九十年の生涯に3万点余の作品を残し、
世界でも高い評価を受ける江戸期後期の絵師。
何度か、美術館にも足を運び、
構図のセンス、自然の描写、人物の描写、
作品の多さ、すべてに圧倒的なパワーを感じます。
いろんな作品が同時に上演される、
昨今のシネマックス。
コナン見るのか、北斎なのか、はたまた青春ラブストーリーか、
きている方々を見ると、だいたい予想できますね。
期待大。
大河の”直虎”の、盗賊団の頭の”龍雲丸”役以来、
大注目の役者。
彼は、たくさんの才能ある絵師を発掘し、
支えた。
柳亭種彦は、武士でありながら、身分を隠し戯作品を描き続け、
最後は、壮絶な最期。
今よりも、ずっと政治の介入が激しかった時代。
芸術家は命張って、
作品を世に送り出したんだね。
旅をして、書き上げた”富嶽三十六景”。
今一度、見てみると、
その構図の妙&デザイン性が秀逸。
入場する際には、シニア層は
”北斎”と吉永小百合さんの”命の停車場”の二会場に分散。
楽しみに、映画を鑑賞したのですが、、、、。
一つ飛ばしの座席の右横から、
なーんか音が。
ご妙齢のご婦人。
始まって、場内が暗くなった途端。
イビキ、イビキ、z z z zzzz、、。
時に、結構な音量。
ずっと、、
熟睡。
結構気になる。
後半になり、急に起床。
スクリーンには、
青年期からの柳楽くんから、
老年期の田中泯さんに、
急にスイッチ。
お隣の方は、
柳楽くん見ずに、
いきなり田中泯さんからスタート。
でも、程なく
イビキ アゲイン。
結局、ずっと高いびき。
あの方、何しに来たんだろう。
お疲れだったのかなあ。
それはさて置き、
映画はなかなかの迫力。
前半の、華やかな浮世絵の数々。
ライバルの、歌麿や写楽の作品に、
嫉妬や苛立ちを感じながらも、
ずっと、絵を描き続けた。
やっぱり、絵ってすごいパワーです。
このご時世なので、キャラクターとの直のふれあいは、
ご法度なのかなあ。
屋上のアンパンマンの着ぐるみさんにほっこり。
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