2019年2月13日水曜日

”花所望”を楽しんだ今月の月釜

京都にしては、すっきりと青空が見えた今日、

今月の月釜は、今まさに綺麗な椿と、ほころびかけた梅の枝で

”花所望”(はなしょもう)を楽しみました。

庭の花や枝は、しっかり洗って綺麗に水揚げ。




ほころんだ蕾が可愛い梅たち。




お庭には様々な椿が、次々と咲いていき、

嬉しい季節になりました。




蕾の椿たちが、

花台にスタンバイ。




梅の枝もたくさん。




競争率高そうな釣りの花入や、




キャラの違う素敵な花入があちこちに。







”花所望”の準備も万端。

 


待合には”山静仙太古”。

意味は、、、調べておきます。




利休好みの竹筒に、椿とバイモユリ。




中待合には、家元の扇。

イノシシの柄に、”在眼前”。




今日の棚は、竹台子(だいす)。

棗を始め、すべて利休好みだとか。







炭でおこした火は、目にも暖かく感じますね。

今日は、まず花を生けながら、

終わった方から、主菓子をいただきます。




点心のように蒸されて出てきました。

”織部まんじゅう”は、友恵堂さん。







蓋を取って、顔もほころびます。



花所望も、順調に進み、













薄茶もいただき、




この時期ならではの、梅の茶碗。

”紅白梅”は、清水六兵衛造。




寒い時期に大活躍の筒茶碗。

少し傾けると、お点前がスムーズなのだとか。




一寸法師が乗ってたような入れ物を開けると、




豆菓子と、モザイク作家三穂ちゃんのイタリア土産のチョコ。

パッケージの色味も素敵。




今日の一番人気は、三穂ちゃんのお父様の

藤平伸さん造。




眺めても楽しみました。

とっても大ぶりで、色も洒落てます。













お道具も拝見。







最後は、お詰めから正客に返して、




総礼で、お開き。

花所望を一通り撮影。












それぞれ、いい感じに入りました。




ご一緒いただいた皆様、ありがとうございました。

来月は、どんな趣向か今から楽しみです。

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