2016年6月25日土曜日

重い決断の日

昨日は、朝からテレビやスマホのBBCの速報に釘付け。

イギリスの将来を大きく左右する日でした。

 大体の下馬評やブックメーカーの判断は、残留。

私もそう信じていて、確信しながら速報を見ていると、

地方はどんどん離脱に票が集まり、

お昼を過ぎるころには、なんと離脱確定。

 しばらく、放心状態でした。

92年の渡英以来、子育ての大半の時期を過ごした

イギリス、そしてドイツ。

何度となく、ため息をつきながら

午後はアイロニーのブーケレッスンへ。

 いつもは、ルンルンと店内を見て、

写真も撮るのに、昨日はなんと一枚も撮らず。

 レッスンは、何度受けても学ぶポイントあり。




花材は、涼しげでお洒落な白*グリーン。

間違いない色合わせだけど、やっぱり素敵に見える花材選びのこつがあるようで、

そこも勉強になりました。

大忙しの谷口オーナーは、とっても華やかだった

サントロペの舞踏会の装花の、

いろんなこぼれ話を聞けて、

本当に楽しいひととき。




出来上がりは、自然に見える中に、

ネトワイエの妙で、わさわさに見えないこつもあり。

 お隣の方が、ありえないスピードで仕上げられたので、

つい私も弾丸で仕上げてしまい、

後で少々後悔。

 ご一緒した花屋さんが、”何が正解かわからへん、、”という一言に、

妙に同意したくなりました。

ほんと、シャンペトルブーケは、

奥が深い。




いつものコーナーで撮影。




白いリシアンサスは、いつものボヤージュと




こちらは、新種の”べっぴんさん”。

クシュクシュ感がたまりません。

 お花と楽しい話に癒されて帰宅。

でも、やっぱりこれからのイギリスの行く末や

いろんな事が頭をよぎり、

やっぱりため息ばかり。

 結局、今朝になって、ブーケをもう一度組み直し、

気になってた場所を修正。




新聞に目を通せば、もっぱら昨日のこの話題ばかり、、。

前ロンドン市長のボリス・ジョンソンはその気さくな人柄で

大人気だったのに、今回は離脱派のリーダーで、

どうして?って、やっぱりため息。

 しばらくは、このトピックにため息が続きそうですが、

未来志向で、より良い方向が見いだせるよう

祈るばかりです。

0 件のコメント:

コメントを投稿