京都へ。
待ち合わせの大丸にて、ちょこっと祇園祭予習。
精巧に再現された、鉾のミニチュアが並んでます。
疫病退散を祈願した祇園御霊会を起源とし、千百余年続く祇園祭り。
今日は、その鉾建ての日のようです。
運が良ければ、後で見れるかも。
さて、今日のランチはちょうど一年前、
後輩のMちゃんと行った”じき宮ざわ”。
祇園祭には、必ず飾られる檜扇(ひおうぎ)。
五年ほど前、京都の”谷中さん”で、
お花のレッスンをした際に活けたのを、思い出しました。
箕面から車で来たY様とも、無事合流。
ランチ開始!
目の前にこの景色。
美味しいに違いない予感。
最初のお料理は、見た目も涼しげ、フレンチのような一品。
トマトのピューレの中に、ジュンサイやタコ、そしてシソの花。
上品なお出汁が秀逸な汁物。
天然マグロの刺身、絶品。
じき宮ざわのスペシャリテ、焼胡麻豆腐。
上品かつ、ボリューミーです。
釜で炊き上げ直前のご飯を少しと、
お漬け物。
日本人で良かったーー。
赤出しとご飯二膳目。
お漬け物はおかわり自由。
そして、白味噌で炊いたちりめん山椒も絶妙。
最後は、美味しいお茶に作り立ての最中。
山から今朝採って来たという夏はぜが涼しげ。
ランチ後は、寺町通りの一保堂へ。
こちらでは、奥の喫茶室嘉木にて、
お茶とお菓子が楽しめます。
丁寧なレクチャー付きで、今日は煎茶の芳泉をチョイス。
三人三様のお菓子が運ばれて来て、
煎茶の正しい淹れ方を教わります。
一人分に、約大さじ二杯。
結構な量です。
80度が最適なので、熱湯を湯のみに淹れ、
しばらくしたら、二個目の湯のみに。
それを急須にうつし、50秒。
香り高いお茶が味わえます。
二度三度と少しずつ味を変えながら、
美味しく頂きました。
季節のお花が、桶に活けられ、
店内は、お茶を楽しむ人、お茶を買う人で、
満杯。
半分以上が、海外からの観光客。
インバウンド、確実に根付いてます。
お茶を楽しんだあと、寺町を散策。
和紙が沢山揃うお店。
置物のような、にゃんこさんがいるお店。
あちこちに、祇園祭の息吹。
バラがたくさんある、プーゼさん。
中に入ると、バラ園のようにたくさんのバラ。
店内の撮影は遠慮しました。
古本屋さんもたくさん。
夏らしい花のしつらえ。
こちらは、江戸時代に外注され持ち込まれたバカラ製の食器だとか。
京都市役所前を通過。
青空が綺麗。
珍しい色のホトトギス。
綺麗に活けられた芙蓉。
鳥獣戯画のパロディー♡
本能寺の前を通り、さらに散策。
魅力的な文房具がたくさんの鳩居堂。
たまらなく魅力的な看板。
中には、昭和な懐かしいケーキが並びます。
こちらの古本屋さん、中が大正ロマンのような、
映画のワンシーンのような、素敵な空間。
寺町通りだけあって、お寺もたくさん。
京都でお肉といえば、三嶋亭。
そして、最後は少し足をのばして、
長刀鉾の鉾建てを見学。
よくニュースで見る、あの場所です。
向こうのほうに見える、別の鉾。
鉾の骨組みを見れるのも、今だけ。
綺麗に編まれた縄が素敵。
高い!!
平安時代に疫病・災厄の除去を祈った祇園御霊会を始まりとする祭礼である
祇園祭。
貴重な鉾建てを間近で見れて、幸せ。
千百年余経った平成の今も、疫病・災疫の無い世でありますように。
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