2020年7月31日金曜日

旅から戻りました。

一週間ほどの旅行から、無事昨日戻ってます。

ほぼ連日雨のため、写真も少なめ。




雲のかかった富士山を眺め、






お花を仕入れて、

ブーケをお届け。




浅間山を眺めて、ゴルフでしたが、

途中からかなりの雨。

ずぶ濡れに。




ハルニレテラスにて、ランチ。




草津温泉の湯畑に感動。







翌日は軽井沢経由で、岐阜へ。




どどーんとした岐阜城へ行き、




眼下には、長良川。




懐かしい方にも出会えたいい旅でしたが、

日々増える感染者に、旅行行きました、、となかなか言えない現実。

 しかしながら、今回御世話になったあちこちのレストランや宿泊場。

みなさん、本当に感染防止に配慮されてました。

またまた自粛となると。

立ち行かない業種も多数。

 悩ましい夏到来です。

2020年7月18日土曜日

梅雨明け待ちの花あそび。

今年は夏になったら少し落ち着くとおもっていたコロナが、

なかなかで、

地球上の誰もが、しんどい毎日。

ですが、今日の午後はミモザ会の皆さんと

花あそび。

 この時期花もちも心配ですが、

生花はやっぱりエネルギーありますね。







珍しい色のリンドウ。




この時期に出回るクルクマ。

花もちもバッチリ。




ベロニカ。




オランダセダム。




初めて使うアメリカリョウブのピンクスパイア。




葉っぱの色と実がかわいいナナカマド。


まずアレンジから。














悩み悩みながら、

それぞれのテーストで出来上がり。





残った花材は、ネトワイエして

ブーケに。










ささっと綺麗に出来上がりました。




少し細めなブーケに合うラッピングして、




笑顔で撮影。

しばらくは、withマスク。

それでも、口角上げていきましょう。

 来月は、灼熱の8月。

夏らしい花材とともに、お待ちしてますよー。







2020年7月14日火曜日

ひまわりで花あそび

昨日からの雨は、どんどんひどくなり

皆さんがレッスンに来られる時間帯には、

ますます土砂降り。

 それでも、無事時間差つけて、それぞれ到着。

Jちゃんは、もう半年ぶりかなあ。

今日は、とにかく笑顔でお花と触れ合えるように、

小さめアレンジと小さめブーケの二刀流。

 二階の広めなスペースで、まずお三人さんから作業開始。

アレンジ&ブーケが出来上がりそうなタイミングで、

お二人さん到着。

Yちゃん持参の美味しい馬路村のゆずジュースやお菓子で、

水分*栄養補強しつつ、お花と触れ合いますよー。




高速飛ばしてきてくれる三人息子のママのMちゃんと、

家族がっつりテレワークで、なかなかリアルなレッスンに来れてなかったJちゃん。

M*Jコンビは、久々のリアル対面でレッスン。

うれしいねー。







”ブーケを組む時って、なんとも言えないいい気分だよねー。”

と言うと、Mちゃん曰く。

”スガシカオのプロフェッシャナルの時のProgress

聞きながら、束ねたいなあ”と。

”わかるわかる。

なーんか、いい気分なんだよねー。”

だから、ブーケを組むのはやめられない。

 


奈良から、みんなに手土産を持ってきてくれたMさま。

ブーケがうまく組めて、よかったよかった。





マスク越しながら、Netflixで話題の”愛の不時着”。

ハマるらしい。

やっぱり見なきゃねー。

 まあ、雑談もご馳走です。

以前のように、一階でお茶&お菓子でまったりしたり、

レッスン後にランチしたり。

そういう日常は、まだまだ先ですが、

今できる工夫で、

楽しめるねー。




小さなアレンジは、すぐ目に届くところに置いて、

楽しめる。

”眺めながら、晩御飯作ってる”ってLINE来てた。

以前は単身赴任のご主人も多かったけれど、

今は家族全員一緒にご飯も結構多い。

主婦業大変だけど、以前と違う楽しさもあるはず。




小さめブーケは、楽々完成。







口紅つけないねーと言いながら、

マスクの下は笑顔。

なーんてことない話題で、次回もほっこりしに来てねー。

仕事で来れなかったYリーダー。

後で、宿題に出したアレンジ*ブーケの写メ待ってます。








2020年7月8日水曜日

今月の月釜〜抱一を愛でる

昨晩の激しい雨。

九州地方、中部地方と順々におそいかかる豪雨の脅威。

世界中を陰鬱に覆うコロナの流行。

昨今の状況で、江戸期を代表する絵師の一人、

円山応挙が36歳のおりに仕上げた

”七難七福図巻”を思わず思い出しました。

自然の美しい描写のイメージが強い応挙ですが、

大恩人である”三井寺円満院の祐常門主”からの依頼で、

3年かかって仕上げた

なかなかの衝撃的な作品。

特に七難の描写は、リアル過ぎて目を背けるほど、、。

立ち上がることを拒むしんどい日常もあるけれど、

もちろん幸せな時もやってくる。

そうそう、七福がある。

今月の月釜は、その江戸期の絵師つながりです。

安土桃山から江戸にかけての絵師、特に琳派大好きな私としては、

またとない今回の企画とは、、、。

 江戸琳派の絵師であり、尾形光琳の”風神雷神図屏風”の裏に書いた

”夏秋草図屏風”が代表的な作品の一つである

酒井抱一のお軸を三幅対で見ることができるという

夢のような企画。

いつもご一緒いただくMさまのコレクション。

前日からお持ちいただき、床にかけて準備。

 今朝はまずその撮影から。




三幅揃うと、そのオーラは鳥肌もの。

そして、抱一の筆はどこかいつも洗練されて艶やか。

そこが好きです。




硯箱の千鳥の絵柄と青い朝顔。

涼しげで、字とのバランスも洗練されてます。




お供を連れた高貴な方は、どこへ??




昼顔のすっと伸びた蔓に、

オレンジの花が夏。

(蔓の形状や花の色でノウゼンカズラかなあと思ったのですが、

箱書きには昼顔とあり、昼顔だったようです)

字体の伸びやかさと蔓の姿もシンクロ。




いろんな角度から撮影。




 心配した天気ですが、

雨が止んで少し明るくなってきました。







お庭の木々も、どんどん緑が濃くなってきました。








皆様をお迎えする待合。

長刀鉾の扇子。

今年は、静かに神事だけは行われるとのこと。




凛としながらも、どこか力強い祗園守木槿(ぎおんまもりむくげ)。

毎年、祇園祭の時期にきっちりと咲くそうです。

植物ってすごい!




そして、皆様が到着される頃にはなんと晴れ間も。

天気もやるやん!!








with コロナの時代となり、

お点前やしつらえも、臨機応変に変えているとのこと。

過去にはいろんな伝染病に苦しんだ歴史もあり、

今もまさにその時期。

お菓子のいただき方、席の配置、

いろいろ工夫が見られます。











でも、楽しまなきゃね。

皆様、涼やかなお着物。

Uさまのは、なんと芭蕉布のものです。

テレビで見たことはあるのですが、

本物が見れるとは。




主菓子は、”したたり”。

祇園祭のお菓子といえば、亀廣長(かめひろなが)さんの

”したたり”だそうです。

黒砂糖の風味と程よい弾力が、なんとも美味しい。




三密を避けるため、席の間を広く。

そのために、いつもとは違う場所でお点前。

梶の葉をふたにした点前は、この時期ならでは。










みんなで、お軸の意味や絵柄に、

いろんな妄想を乗せて、

あれこれ談義。

それも楽しく。







この時期の茶碗は、平茶碗がお出まし。

涼やかですね。




姉が明石で見つけたという伝統の銘菓。

モチーフは、千鳥と富士山。

千鳥は、抱一のお軸の硯にあった模様と

コラボだわー。



ほっこり。

味は柚子の風味が爽やか。











こちらも、平茶碗。




私の二服目は、朝顔ので。







なんともキャラの立つ薄器は、

バリ島のものだそう。

姉が気に入って買い求めたもの。

もともとは、何用だったのかなあ。










蓋に使われた梶の葉っぱも拝見。




自然が作る形って、やっぱりミラクルだわー。




最後は、せっかくなので、

抱一の三幅と一緒に撮影。







ご一緒いただいた皆さん、コレクションを披露してくださったMさま、

そして、

大好きな琳派の絵師の逸品の出会いにも、感謝*感謝。

心が弱くなりがちな日々ですが、

いろいろ落ち着くのを待ったり、

している間に、時間ってどんどん経っちゃうんだよねー。

とりあえず、やれることやりたいことは、前向きに。 

 奥深い日本の文化。

まだまだ楽しみたい今日この頃。