昨日まで、二泊三日で東京へ行ってました。
お世話になっている税理士さんに渡す、
クリスマスのバスケットアレンジを前日に製作。
オアシスに挿しているので、
みずみずしさが長く保てます。
実付きのヒバが手に入ったので、
リースに足し込んで、
リボンもチェンジ。
ロンドンでの結婚式に使ったセージグリーンのリボン。
すでに懐かしいね。
飛行機にて、
いざお江戸へ。
あっという間について、
夜は税理士さんとミーティング。
クリスマスアレンジも、
とっても喜ばれました。
翌日は、あいにくの冷たい雨。
上野あたりも、少しくらい空気感。
イチョウの落ち葉も、
寒そう。
上野界隈も、
人、少なめ。
この日の目的は、
こちら。
東京国立博物館、創立150年記念の、
国宝展。
チケットも超争奪戦。
たくさんの国宝が出る中、
私のおめあては、
国宝ではなく、
酒井抱一の”夏秋草図屏風”。
江戸琳派の代表絵師で、
その優美で上品な画風には、
いつも感動ですが、
琳派にはまってからほぼ10年、
いつかはいつかは、
みたいと思っていたもの。
尾形光琳を風神雷神図屏風の裏に、
書かれたもので、
近年の研究で、
一ッ橋家の依頼を受けて、
製作したものと判明。
風神雷神図とのバランスを考えて、
書かれたと思われるけれど、
絶妙な配置、奥行き感、
夏草、秋草の生き生きとした様。
目の前で、何度も何度も堪能。
幸い、ほとんどの方のおめあてが、
他の国宝ものにあったようで、
ラッキーでした。
国宝展は、
本館ではなく、
平成館へ。
せっかくなので、
本館の有名な階段を撮影。
入場は、細かく時間毎に区切られ、
チケットを持っていても、
並びました。
唯一撮影オッケーは、
複製のもの。
お気に入りの作品は、
何度も見て、
満喫。
外へ出ると、
雨は止んでました。
あちらには、
スカイツリー。
他の展示も見て、
お庭や、
レトロな本館も楽しみ、
常設展も、かなりの充実。
8Kで楽しむアトラクションで、
岩佐又兵衛の”洛中洛外図屏風”を、
かなり鮮明に、説明付きで見れました。
人物の描写や、街のあちこちの細かな生活が垣間見れて、
楽しかったです。
あちこちで、人の営みが垣間見えて、
圧巻の一言。
大満足。
青空も。
イチョウの落ち葉。
自然の織り成す色の妙は、
やはり、素晴らしい。
ル・コルビュジュの建築物”国立西洋美術館を眺めながら、
あったかい紅茶をいただきました。
翌日は、義理妹のKちゃんと待ち合わせで、
静嘉堂@丸の内へ。
創立150年にして、
世田谷から丸の内へ移転。
その記念の展示で、
タイトルは、”響きあう名宝〜曜変・琳派のかがやき”。
期待、大。
入場時間まで、少し時間があったので、
美術館の方オススメの、明治生命館へ。
1934年竣工の歴史ある建物で、
一時は、GHQの接収により、
マッカーサーらが、
何度も会議を開いた建物とのこと。
当時のまま残された建物内、
とても重厚で、趣ありました。
映画の撮影にも、良さそう。
しばし楽しみ、再び美術館へ。
階段の横には、
ツリー。
やはり、一番の見所は
日本にしか現存しない
曜変天目茶碗。
圧巻のコレクション。
曜変天目茶碗は、中の色がとても鮮明で、
以前見た他の茶碗よりも、
より中の模様が鮮やかでした。
そして、琳派のコーナーで見た、
酒井抱一の力強い波の絵”波図屏風”。
普段の優美な抱一のイメージよりも、
ずっと力強くて、
銀地に水墨画が映えて、
感動しました。
光琳の住之江蒔絵硯箱も、洒落ていたし、
抱一の72枚あるとされる、
絵手鑑の可愛らしかったこと。
素晴らしい展示で、大満足。
洒落た丸の内界隈は、
あちこちで撮影隊が。