2016年11月10日木曜日

霜月の月釜へ

 昨日は、世界がアメリカを凝視した一日でしたが、

私は、時雨れる京都にて、姉が主宰する月釜に参加。

皆様に手伝っていただき、先月に続きなんとか着物も着ました。




玄関のしつらえ。

ひょうたんの花器に、吉兆草。

ひょうたんは、6個のひょうたんが、むびょう→無病から、

無病息災につながる、縁起物だとか。




お天気は、一日中時雨模様。

お庭もしっとり。

知らないことだらけですが、精進あるのみ。

 今日は炉開のお祝いで、最初におぜんざい。







お腹があったまったところで、茶室へ移動。







こちらで手を清めます。

一つ一つの所作も、毎回勉強です。

 


今日のお軸。

大徳寺 高桐院 剛山和尚の筆

”福者有智”

福のある者は、智恵がある、、だったかな。




お香合。

坐忘斎お家元お好み 聴松軒の字 大樋長左衛門造

情報は、姉からのLINEが頼りです(汗)。




昔は、こういう茶壺の中に抹茶を保存したとのこと。




花器は、紫こうち。

花は西王母椿 そしてアブラチャン。




水指 四方四君子 鳴滝釜。

先日見た、野々村仁清の色を彷彿させる、上品な色。

釜は平丸。

炉縁は、淡々斎好み 唐松蒔絵。




釜から上がる湯気が、冬の始まりを感じます。




お濃茶を、皆様で回して飲みます。










次は、いろいろな茶碗で、薄茶も楽しみました。




心づくしのお料理も美味しくいただきました。







寒い時期は、特に嬉しいわんもの。




ホタテのしんじょ。

お出汁もしっかりきいていて、美味でした。







新米もこの時期ならでは。

ありがたくいただきました。




姉と共に、昨日からお料理の準備、そして今日の配膳をしてくださった

田中さま。

感謝でいっぱいです。




雨が止んで、お腹もあったまり、

おしゃべりも弾みます。




炉開の今月は、皆様華やかな装い。

午後から母娘で来られたYさまたちのお稽古を、

少し見学。

いつもお着物で軽快に運転してこられ、

着付けもさすがです。






来月も皆様、よろしくお願いします。

和の美、深くて魅力的です。

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