2017年7月12日水曜日

梅雨明け間近の京都にて

昨日は、蝉の声を聞きながら京都国際会館駅から、

徒歩で姉宅へ。



雲の景色が、夏模様。

蝉の声も聞こえ始め、多分梅雨明け間近。




途中まで迎えに来てくれた姉が、

鹿の通り道だと教えてくれた場所。




覗いてみたけど、鹿の姿はなく、

残念。




橋を渡りながら、ふと向こうに気配。

高野川と岩倉川の分かれ目に、鹿さん発見。




ラッキー。



もくもく立ち上がる雲。

梅雨明けは間近だと確信。

姉宅に着く頃には、汗だく。

冷えたビールが美味しい季節も到来。




明日着る絽の着物を選びます。

ドット柄に決定。

絽の着物を着る日が来ようとは、最近まで想像もしなかったわー。

 さて、朝から何とか手伝ってもらって、着付け完了。

来られる皆様をお出迎え。










京都は、祇園祭真っ盛り。

ということで、”あやかれや長刀鉾のくじ取らず”。

とあります。

表千家即中斎の筆。




この時期の花は、やはり檜扇。




花留めが、可愛いわー。




先月は、ダンカンさん連れて参加の”蛍狩”。

もう懐かしいわー。

 今月は、”七夕”がテーマ。




皆様、絽の着物や浴衣でお越し。

爽やかな色合いが、目にも涼しげ。




手を清めて、茶室へ。




ガラスの菓子器で、極上の主菓子は、

平安殿さんの”水牡丹”。




とっても涼しげで上品な甘味。




陶芸家のミホちゃんの富山土産は、五郎丸屋さんの

とっても上品な干菓子。

色も極上です。




今年初のさくらんぼ。

手付きの菓子器は、ミホさんのお父様の藤平伸さん作。

さくらんぼがより美味しく見える、

本当に素敵な器。







トンボの絵がほっこりの香合は、宗廣作の桐団扇蜻蛉。

なんと、愛らしい💓。




目にも涼しいこちらの茶碗は、先ほどの菓子器と同じく、

藤平伸さん作。

いろんなお茶碗の中でも、一番人気。

これ以外にも、ガラスのやツユクサ、朝顔、いろいろあったのですが、

写真撮り忘れ。



お点前中の姉。




床のお軸は、”烟開翠扇清風暁”。

なかなかの難解です。

大徳寺の得禅師了庵和尚による書とのこと。




いかにも涼しげな花は、

水引草、姫檜扇水仙、唐松草、高砂芙蓉、漁火草。

水揚げにも、いろいろ苦労があるようです。

綺麗に、あがってます。

花入れは、清涼籠。




風炉は、朝鮮風炉。

釜は、切掛釜。

作は、畠春斎によるもの。




棚は、糸巻棚。

組み立て式だそう。




ご一緒いただいた皆様で、撮影。




毎回、いろんな学びがあり。

着付けも、もっと精進いたします。

 毎回、着物一式を貸してくれて、着付けもサポートしてくれる姉に、

本当に感謝。

今まで馴染みのなかった茶道の世界、

奥深くて、とっても魅力的です。

 次回も、皆様よろしくお願いします。


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