徒歩で姉宅へ。
雲の景色が、夏模様。
蝉の声も聞こえ始め、多分梅雨明け間近。
途中まで迎えに来てくれた姉が、
鹿の通り道だと教えてくれた場所。
覗いてみたけど、鹿の姿はなく、
残念。
橋を渡りながら、ふと向こうに気配。
高野川と岩倉川の分かれ目に、鹿さん発見。
ラッキー。
もくもく立ち上がる雲。
梅雨明けは間近だと確信。
姉宅に着く頃には、汗だく。
冷えたビールが美味しい季節も到来。
明日着る絽の着物を選びます。
ドット柄に決定。
絽の着物を着る日が来ようとは、最近まで想像もしなかったわー。
さて、朝から何とか手伝ってもらって、着付け完了。
来られる皆様をお出迎え。
京都は、祇園祭真っ盛り。
ということで、”あやかれや長刀鉾のくじ取らず”。
とあります。
表千家即中斎の筆。
この時期の花は、やはり檜扇。
花留めが、可愛いわー。
先月は、ダンカンさん連れて参加の”蛍狩”。
もう懐かしいわー。
今月は、”七夕”がテーマ。
皆様、絽の着物や浴衣でお越し。
爽やかな色合いが、目にも涼しげ。
手を清めて、茶室へ。
ガラスの菓子器で、極上の主菓子は、
平安殿さんの”水牡丹”。
とっても涼しげで上品な甘味。
陶芸家のミホちゃんの富山土産は、五郎丸屋さんの
とっても上品な干菓子。
色も極上です。
今年初のさくらんぼ。
手付きの菓子器は、ミホさんのお父様の藤平伸さん作。
さくらんぼがより美味しく見える、
本当に素敵な器。
トンボの絵がほっこりの香合は、宗廣作の桐団扇蜻蛉。
なんと、愛らしい💓。
目にも涼しいこちらの茶碗は、先ほどの菓子器と同じく、
藤平伸さん作。
いろんなお茶碗の中でも、一番人気。
これ以外にも、ガラスのやツユクサ、朝顔、いろいろあったのですが、
写真撮り忘れ。
お点前中の姉。
床のお軸は、”烟開翠扇清風暁”。
なかなかの難解です。
大徳寺の得禅師了庵和尚による書とのこと。
いかにも涼しげな花は、
水引草、姫檜扇水仙、唐松草、高砂芙蓉、漁火草。
水揚げにも、いろいろ苦労があるようです。
綺麗に、あがってます。
花入れは、清涼籠。
風炉は、朝鮮風炉。
釜は、切掛釜。
作は、畠春斎によるもの。
棚は、糸巻棚。
組み立て式だそう。
ご一緒いただいた皆様で、撮影。
毎回、いろんな学びがあり。
着付けも、もっと精進いたします。
毎回、着物一式を貸してくれて、着付けもサポートしてくれる姉に、
本当に感謝。
今まで馴染みのなかった茶道の世界、
奥深くて、とっても魅力的です。
次回も、皆様よろしくお願いします。
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