2019年9月12日木曜日

涼風立たない空気感の中、今月の月釜

八月は無かったので、七月以来の月釜。

本来なら、”朝晩が随分涼しくなって、、。”

と、言いたいところですが。

 昨日は、着物断念のメンバーもたくさん。

すぐ滝汗の空気感の中、まず皆様が揃われるまで、

あちこち観察。



お庭にかわいいお花発見。

”花茗荷(みょうが)”というらしい。

いいわ〜。



不定期に変えられるこちらのオブジェ。

いつも姉好みのキャラの立つ子たちが、お出迎え。




お庭もますます賑やかに。




緑がいっそう濃くなって。







お出迎えの場所には、新たにこんな洒落た表札。

姉の社中で仏師の”かずさちゃん”によるものだとか。

爽やかな水色が姉の好みだね。





待合には、




玄庵和尚の”涼風名月払”とあります。

名月はあれど、この日は涼風なし。

とにかく、暑い*暑い。




秋の鈴虫が鳴く頃?

いえいえ、なぜかミンミンゼミが、めっちゃ鳴いてました。




床には、徳禅寺了庵和尚の”伯楽有馬千里走”。

馬が横を走る風を感じたい〜。




宗全籠には、”芒(すすき)、祇園守、高砂芙蓉、紫藤袴(ふじばかま)”。

花で感じる秋は、本当に嬉しい。




三ヶ月の形の香合。




なーんか、とってもひかれるこちらの”長板を用いたしつらえ”。

初めて見る”朝鮮風炉”。

釜は、切掛(きりかけ) 畠 春斎(はたしゅんさい)。

そして、なんとも魅力的な水指は、

”南鐐” 菊つまみ。

あるものを水指に転用。

姉が得意とするしつらえです。




いつもご一緒いただくモザイク作家さんのMちゃん宅から、

妙法の消炭。

釜の炭に投入されて、ご利益ありそう。




和やかに始まりました。







秋は栗。

今日の主菓子は、平安殿さんの栗のお菓子。






見た目も、”栗”。

かわいい*美味しい。















秋らしいお茶碗も、いろいろと。




こちらの主菓子は、正客を務めた大塚さんのお手製。

シャインマスカット大福。

上品な白あんと、中のマスカットの相性が見事。

朝から作って、お持ちいただきました。

大きな口で頬張って、美味しくいただきました。




こちらは、ひょうたんの柄の茶碗に、

”こま”の柄が底に。




因幡の素兎を彷彿のほっこりうさこさん。




秋の七草が書かれたお茶碗。

いいわ〜。




お詰めの方から正客へ。




大塚様、”シャインマスカット大福”、ご馳走様でした。




亭主にお道具が戻り、総礼でお開き。

雲行きが怪しくなり、

ゴロゴロ⚡️と聞こえ始めて、集合写真。




あまりの暑さに、たくさんの方が着物を断念。

私も、ワンピースで参加でした。

 来月は、またまた楽しみなしつらえがあるようで、

深まる秋とともに、しっとりと楽しみたいです。

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