今年の梅雨入りは、なんと近畿地方は五月十六日。
かれこれ二ヶ月も
梅雨。
はー。
天気予報で今週は太陽マークが並んだので、いよいよ梅雨明けかと思いきや、
どんどん雨に塗り替えられ、
雷も添えられて。
でも、
昨日の月釜は、それも大歓迎。
だって、お軸がね。
五月の月釜に続き、今月もMさまコレクションより、
蕪村さま。
江戸中期の画家であり、俳人。
前回のお軸も、ほっこりのカエルさんにすっかり魅了されたのですが、
今日のも、もうそれはそれはほっこり。
梅雨明けなくって良かったくらいのお軸。
詳しい方に読んでいただくと、
”閻魔王に勘当うけて、夕涼み”。
蕪村(夜半翁)。
雷坊や、なんかやらかしたのか、
叱られて、三味線をじゃんじゃんと弾いちゃう!って感じかなあ。
片足立てて、ちょっと反抗期なさまが、
可愛い。
と、ここまで書いて、
待合から、行きましょう。
梅雨が明けて、いよいよ山も緑濃く、
夏の到来、くらいの感じかなあ。
夏ですねー。
私が持ってきたひまわりのブーケ。
イタリアとオランダ、、かな。
今、京都の街中で、鉾が立ってるけれど、
伝統の継承のためで、今年も見に行くことは叶いません。
でも、”疫病退治”の意味合いもあり、
なんとか叶って欲しいわ。
蒸し暑さで、蚊もどんどん元気に。
今まさに旬の”祇園守”と水引草。
シベの中まで真っ白。
気品漂う花にうっとり。
お軸とともに時を重ねた風格がありますね。
七夕のイメージで、色も夏そのもの。
みんなで聞いてるところですね。
雨がザーっと降ってきて、
そのうちに、
”ゴロゴロゴロ”。
タイムリーに、雷鳴が。
普段は嫌な雷だけど、
この日は、”待ってました!”ていう感じに。
”やっぱりきたねー”と歓迎ムード。
飲みやすい。
点てるのは、
きっとなかなか大変だね。
話してるのかなあ。
みなさん、今茶碗製作中ですもんねー。
今日のお干菓子も、Kさま作。
紅白なでしこで、
見た目も可愛く、やわらくていい甘さ。
美味しい。
爽やかですわー。
飲み終わると、可愛い柄が。
雷坊や、お友達も連れてきたかなあ。
可愛い茶入れも拝見。
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