朝夕、めっきり涼しくなり、
冷房も、ほとんど使わない今日この頃。
体にも、財布にもやさしく、ありがたや。
季節は確実に、前にまえに、進んでおります。
さて、今週はのんびりなスケジュール。
色々気になっていた雑務をこなす日々。
そんな中、先日姉が遊びに来て、
近所のショッピングセンターに行った時のこと。
MUJIのセール狙いで行ったのですが、
時々のぞいていたアンテイークもの、特に北欧やイギリスの
家具や雑貨が豊富なお店、残念ながら店仕舞いということで、
何気に入ると。
積み上げられた椅子に、釘付け。
まあ、かねてから、お花を撮影するのに、
味のある椅子が欲しいなあ、、と
ふんわりと考えていたら、
あった!!!
姉は姉で、生地ものを物色。
興味の無い方にはどん引きの、一見小汚い生地の山に、
目はキラキラ。
結局、畳四畳分ほどもある、大判のインド更紗を購入。
茶会の待ち合いに使うとか。
それ以外にも、宝の山よろしく、
まあ楽しい。
しばし、雑貨ワールドに浸りました。
私は、結局迷った末、椅子を購入することに。
私が、スーパーで米やら買っている間に、
姉は最後のネゴを終え、
、お互い素敵な値段で購入。
家に持ち帰り、塩ぶきして縁切り。
しばし、部屋の片隅に置いていたのですが、
今日あらためて調べてみました。
こちらは、ERCOL社という1920年創業の
イギリスの家具メーカーのもの。
椅子は、積み重ねられることから、
スタッキングチェアーというらしい。
1888年イタリア生まれの、ルシアン・アーコラーニさんが
イギリスに帰化し、始めた家具屋さん。
いわゆるミッドセンチュリーという1940−60年くらいの
産業デザインを施された家具のジャンルのようです。
サイズからして、小学校で使われたもよう。
背もたれの赤マークは、サイズをあらわすようです。
黄色や青もあるらしいのですが、
赤は、きっと一番小さいサイズ?
座面の丸は、椅子の足の先端。
作りもしっかりです。
友人のブランドがコラボする”うさこさん”にぴったり!! BY 姉のコーデ
背もたれの横木が二本が子供用。
2002年、かのマーガレットハウエルの強い要望により
復刻された大人版は、横木は一本。
現在このERCOL社の家具の日本代理店は、
横浜のダニエル社。
両親が揃えてくれた家具も、ダニエル。
不思議な縁を感じます。
椅子の横にうつる古い開閉式の机は、
20年前、イギリスに引っ越した際、
家具がなくて、キャンプのように生活していたのを
不憫に思った知人が、
いらなくなった祖母の机を
くれたもの。
結局便利で、ずっと引っ越しごとに
持ち回っていました。
我が家には、あちこちにイギリスのマーケットから持ち帰った
雑貨がたくさん。
この椅子さんも、ホームシックにかかることなく、
二階に収まっております^^
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