2016年3月31日木曜日

春の宴@京都

今日は、実家の両親を連れて京都へ。

色々お祝いのランチ&お茶会を、京都の姉宅にて。




玄関のウエルカムフラワーは、五葉アケビと利休梅。




明日から始まる都をどり。

道中見た鴨川沿いも、桜がほぼ満開。

いよいよ、春です。




洋一君(姉の主人)の幼少時代の端午の節句の飾り。

五月も、もうすぐ。

日の経つのは、どんどん早く、、。




先日誕生日だった姉に、バースデイフラワー。

昨日の市場で一番綺麗だった、

サーモンピンクのバラとラナンキュラス。

着物の色とコラボ♡

 奥の茶室へすすみ、まず薄茶をいただくことに。




三月なので、釣釜。

釜は筒釜です。

奥に見える棚は、山雲棚。

棗は、春の野棗。

(この辺の説明がやたら固いのは、姉からの情報の丸写し、、だから

 語感にひねりなし)




軸は、鵬雲斎大宗匠の筆で、無事是貴人。

お花は、利休梅と玉手箱椿。

花入れは、永楽即全。

 主菓子(おもがし)は、桜きんとん。

ご製は、平安殿。



ちょうど先ほど見たばかりの、鴨川沿いの桜を

そのままお菓子にしたような、細やかな色と繊細な味。

口に入れると、一気に幸せが口の中に広がるような美味しさ。




父が選んだお茶碗は




永楽和全の吉野山。

ほっこりとする絵柄が魅力です。




飲み終わったあとに見る、お茶碗の中の柄も、楽しみのひとつ。




初めて見る筒釜。

とっても魅力的。

炭で湧かしたお湯の柔らかいこと。







母の持つ茶碗は、ちょうど一年ほど前に一緒に行った

川口美術さんで購入した、全日根さん作。









季節ごとに、いろんなお道具を変えて

五感で愛でる茶道。

ただただ美しいです。




風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)は、建仁寺益州老師花押。

今回のもう一つのお気に入りです。







わびさび、、のイメージが強いのですが、

意外に派手なお道具も多く、

目でも楽しめます。




目の前のお庭も春の息吹。

木蓮が満開。




さて、お茶をいただいたあとは、

いよいよランチ。

今日は、贅沢にも料理人の方に出張していただきました。







ホタルイカに赤貝のぬた。

春がいっぱい。




タコのやわらか煮、たけのこ、蕨、ふき、海老。

贅沢な春の供宴。

そして、お次はこちら。










剣先イカから頂きます。













泡もすすみ、







途中、カメラもあまり撮らず食べるに集中。




北海道と淡路産のうにのコラボ。




あぶった穴子。




ツーわんこさん、ちょっと緊張のご対面。

心もお腹も大満足の宴。







お花は、ガンダーラの仏像のイケメンさんの横に。

楽しい&美味しい春の宴となりました。

姉宅をあとにして、父が一度見たいなあと言っていた

桜を見に醍醐寺へ。



2016年3月25日金曜日

学びは続く

今日は、先月行けなかったパリクラスのレッスンへ。




魅力的な花器がたくさん入荷。










 レッスンは、花嫁の為のブーケ、ブーケ・ド・マリエ。

フルワイヤー、ブーケホルダーのブーケ、ハンドタイドのブーケ、

と時代は流れ、今回習うのはナチュラルステムで流れるように作る

ブーケ。

昨年、チューリップで習い、一番気に入っているブーケ。

秋にある、Sちゃんの結婚式を想定して、

かなりチカラを入れて臨みました。




花材は、白*グリーン。




アジアンタム。




ブーケは、ほぼ回さずに組んでいきます。




いつものことながら、見ていると出来そうなのですが、

いやいや、やっぱり難しい。

丸く作って、垂らす。

お店で撮った写真が、今一歩だったので、

家で撮影。



横からみると、まあまあだけど、

ちょっと気に入らず。

もう一度組み直したら、今度はスプレーバラが

かたまりがち。

 明日、もう一度やり直し。

学びはまだまだ続く。

2016年3月23日水曜日

奈良へ

抜けるような青空という言葉が、ぴったりな晴天の中、

主人に運転してもらって、わんこも連れて奈良へ。

お花友達で、いつも声を掛ければ、フットワーク軽く

駆けつけてくれるモモちゃんの、写真の卒展を見に。

田原本駅で、京都から来た姉をピックして、

七つ森写真教室へ。




一階はカフェ&雑貨屋さん。




今回の卒展のテーマは、”さあ、旅に出よう!”。



ランチの前に、二階の展示室へ。




許可をいただいて、撮影してます。




かっこいいしつらえがあちこちに。












 それぞれの撮影者が、どんな思いを込めたかは、

パンフレットに書いてあり、それを読むとより深まります。

友人のももちゃんの写真のテーマは”漆黒”。

写真だけを見ると、??だったのですが、

その思いを読んでから見ると、深い、、。

心象風景を移した写真、沁みます。

 観賞後は、モモちゃんも合流し、

ランチ&おしゃべり。




ももちゃんのバルーンアートの先生も合流して、

四人で楽しくランチ。




即興でウサコさんもつくっていただき、




お店に来られた写真の先生とも記念写真。

色々新しい出会いもあり、とっても楽しい時間。

 カフェをあとに、次は近くの法隆寺へ。

多分、行くのは初めて。

日本最初の世界文化遺産で、飛鳥時代の姿を現在に伝える

世界最古の木造建築だとか。




南大門を入ると、空気が違い、

とてもいい気が流れる空間が広がります。




いろんな露店も出ていて、”お会式”という行事がおこなわれているとか。

ずっと奥まで歩き、

聖徳太子を供養する、夢殿を目指します。




とにかく、空がきれいで、




大陸をイメージするような、どーんとした木造の建物や門が

あちこちに。




ずっと向こうは、山。




お花の展示もあり。




夢殿へ到着。

八角円堂のどっしりした建物。




回廊も素敵。




もうすぐ咲きそうなしだれ桜があちこちに。










雲と飛鳥時代が、素敵にマッチング。









長い間、風雪を耐え抜いた土塀が、とにかく素敵。














桜もほころび始め、




日本最古の五重塔。







飛鳥時代に思いをはせる堂々とした空間。

法隆寺、一度訪れる価値あり。