2021年11月29日月曜日

クリスマスレッスン2021、始まってます。

 朝晩がぐっと冷えて、いよいよ冬到来でしょうか。

 先日から、クリスマスレッスン絶賛開催中です。

ブログが追いつかず、数回をまとめて書きます。

 まず、先月から通われてる三人さん、

二回目のレッスンが、クリスマスリース。

少々ハードル高し、、と思ったけれど、

いやいや順調に出来上がりました。

”先月のスパイラルの方が、難しかったわー”。

なるほど。

綺麗に豪華に出来上がり、撮影タイム。




リボンは、それぞれの好みで。

今回のメンバーは、オーナメントは要らないとのことで、

シンプルに。














お疲れ様でした。

年末は、迎春アレンジでお会いしましょう!

 さて、この時期いろいろクリスマスのものを作るんですが、

スワッグもたくさん作ります。

写真撮ったのが、これだけだったけど。





小さくても、フレッシュな針葉樹の香りは、

喜ばれます。
 
 そして、この時期恒例の姉宅の玄関にて、

客人をお迎えするキャンドルアレンジ。

とっても、横長です。

持っていく際に、

我が家の最大のバッグでも、ちょっと横に入ったサツマスギが

曲がりそうに。




リアルにキャンドルに火をつけるので、

アロマな香りのものを選びました。




そして、土曜日はキャンドルアレンジや、針葉樹数種や

資材いろいろ載せて、

一路京都へ。

観光客が戻り、道路もなかなかの渋滞に。

無事着いて、搬入。

もう何回目かなあ。

すっかり慣れて、準備もあっという間に完了。

 















姉が作ったリース。

今年は、いい感じに仕上がりました。





昨日は、冷たい雨でしたが、

みなさんこられる日曜日は、綺麗な晴天。











もう慣れたメンバーなので、

ささっと出来上がりました。

 茶室の前の廊下にて、撮影。



















毎年、アレンジの方や、

リースの方や、

今年は違う方で、と

いろいろですが、

どの作品も、可愛く出来上がりました。

























幼稚園児の頃から通ってくれるMちゃん。

すくすくと、成長中。

茎の切り方も、上手になりました。











自宅に戻り、

別のキャンドルアレンジも作成。

















明後日から、十二月。

クリスマスレッスン、まだまだ続きます。

2021年11月26日金曜日

雨に洗われた見事な紅葉と苔を愛でる、特別な茶会@仁和寺。

 もう三日経って、そろそろ書かねばと焦って書いております。

 祝日だった二十三日、晴天に恵まれて、

もう数ヶ月前からたくさんの方々が関わった、

大プロジェクトのようなお茶会が、

仁和寺の中の重要文化財である二つの茶室にて、

執り行われました。

 光格天皇のご遺愛の茶室の”飛濤亭(ひとうてい)と、

”遼廓亭(りょうかくてい)”。

飛とうていは、天皇の茶室であるので、躙口はなくて、

小高い築山にあるので、明るい開放感あふれる茶室となっています。

きっとこの茶室で寛がれたんだろうなあと

当時を偲んでしまいます。

なぜか、マリーアントワネットのプチトリアノンを思い出しました。

 りょうかくていは、尾形光琳&乾山兄弟ゆかりの茶室。

もう、琳派好きにはたまらないほどの幸せ。

私の役目は、受付のウエルカムフラワーと、

りょうかくていに、お花を飾ること。

もう一度、琳派を勉強して、

琳派は、モチーフとして、丸いものを好んで用いたこと、

華やかであること、

そして、季節は晩秋。

ということで、お花は丸いポンポンマムやダリア、

そして紅葉のような色の蘭を選びました。







まん丸のマムが、2種。





”影法師”という名前のダリア。

めちゃくちゃ大きいお顔の花です。




オーダー入れていたダリアの”朝日手毬”。

少し小ぶりだったのですが、

りょうかくていの茶室に飾るには、

ちょうどいいサイズでした。




添えに使ったスプレーマムも、いいアクセントになりました。





紅葉の色のような蘭も、

彩りを添えてくれました。

 朝、四時起きで一路仁和寺へ。

ぼうっとしながらも、

受付近くに、お花を生けました。









お花がぎゅっと入りました。

 桶には、琳派を意識したお花を。





丸いお花が、並びました。




お花の横には、ほっこりのお軸。

長寿を授けてくれる七福神の一人の、”寿老人”。

見ていると思わず、笑みがこぼれます。





本当に、お天気に恵まれました。












紅葉もちょうどいい時期に。








風が吹くと、松から松葉がハラハラと。

なんて、綺麗。












茶室の中の写真がNGなので、

茶室での素敵な時間が、

表現しにくくて、

なんとも無念、、。

 六十人ほどのお客様を、入念なシフトの下、

お迎えからガイド、そして茶室へいざない、

時々、グループLINEでまめに連絡取りつつ、

完璧なアシスト。

本当に素晴らしい。

来られた皆さんは、ゆったりと二つの茶室と、

途中の景観を楽しまれたようです。

















写真がなかなか少ないのですが、

ちょうど到着のグループは、

撮影できました。




途中、飛とうていまでの道を

少し散策。




見事な苔。

前日の雨が良い仕事しましたね。



















瓦に、”仁和寺”とありました。

飛とうていには、

今回のイベントのスタッフであり、

ろくろ師であり、

現代アートのアーティストでもあるYさまの

ほっこりの作品が。

外からだったら、撮影いいかなあ。



















茶室の中にも、さらにもっとほっこりの作品群が。

残念ながら、写真撮れませんでした。












お昼の休憩は、

リフォームが済んだ松林庵にて。

こちらは撮影オッケー。









柿傳さんのお弁当に、可愛いカードが。

なんと、

あっという間に食べたので、

お弁当の写真、

なし。

































素敵すぎるスペースで、

しばしゆっくりさせていただきました。








再び、りょうかくていに戻り、

庭を撮影。



















無事、事故もトラブルもなく、

こられたみなさんが存分に楽しまれた茶会。

光格天皇も、光琳&乾山兄弟も、

ちょこっと、訪れていただいたかなあ。

 心豊かな晩秋の一日となりました。

*補足)

茶室の写真は、NGだけど、

主菓子の写真くらいならいいよね。

ほっこり可愛い蕪の主菓子。

見た目も、味も最高でした。






関わった皆さん、

本当にお疲れ様でした。