2014年7月12日土曜日

色の魔術 BY HENRI MATISSE

昨日は、ホテルを郊外に移動し、

その後マチスのTHE CUT-OUTSの展示を見に、

テートモダンへ。

 WATERLOO駅近くで、娘さんおススメのメキシカンでランチし、

15分ほどの徒歩。




ロンドン一高いビルが遥か向こうに。







世界一の集客をするミュージアムがあるとは思えない佇まいを、




このサインに沿って、歩き、




昨年は無かった今時のカフェを横目に、




着きました。

ミレニウムの大プロジェクトで、

元々あった火力発電所を出来るだけ残した、

スイスの当時無名の若手ジャックとピエールのプランが通り、

出来上がったテートモダン。




今日の目当ては、アンリ・マチス晩年の切り絵の数々。













常設は、撮影できますが、

特別展は禁止。

 マチスの晩年、身体の衰えと共に、

絵筆をはさみに変え、

制作を続けた。

出来ないとこを嘆くより、

より高まる制作意欲で、

人々をほっとさせる色彩の美を表現。

素晴らしい、、のひとこと。

日本の切り絵のような緻密さではなく、

フリーハンドの良さ、

切り絵特有の重ねで、表現。

特にblue nudesに代表される、

切り絵を駆使した体の表現。

うっとりです。




向こう岸のシテイー方面を見下ろす眺め。

セントポール寺院を見ると、

”メリーポピンズ”を思い出さずにはいられない。
















色っていいなあとマチスに教えてもらった、素敵な日でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿