ロンドンを歩きに歩き、満喫した楽しい旅から一週間。
日曜日の朝、ロンドンの娘から悲壮な電話。
セントラルで大変なことが起こったよう。
その時点では、まだ日本ではあんまりニュースになってなくって、
気がつかなかった、、。
実際に楽しくおしゃべりして、歩いたあの場所が、、。
ニュースで映像を見て、涙が出てきた。
なんということ。
いつも賑わっていて、活気にあふれたバラマーケット。
ロンドンブリッジ近くのシャードという高いビルから眺めた
テムズ川辺り。
帰りに乗ったタクシー。
運転手は、エチオピアから来た労働者。
私がカメラを撮ろうとしたら、少しスピードを緩めて
ロンドンの説明もしてくれた。
旅行が好きで、いつか日本も行きたいなあと教えてくれた。
とっても礼儀正しい、真面目な印象の好青年。
ロンドンでは、イギリス人の方が少ないくらい
多国籍社会。
日本より街にゴミが多かったり、お店のサービスもまあまあだけど。
小さい子供を連れたママや、お年寄り、困った人、、
さっと手を差し伸べてくれる優しさは、
きっといろんな国籍の人がいるから、
身を寄せ合って生きる術として、
身につけた自然な優しさ。
そんな社会の仕組みは、とっても心地いいものだったなあ。
自国ファーストという風潮もあるけど、
いろんな国籍が混じってるからこその、
生きていくためのルールやマナーがあったと思う。
どうか、これ以上悲しい出来事が起こりませんように。
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