でもすぐ雲が湧いてきて、時雨れる。
天気がイギリスっぽい。
長崎といえば、やっぱりカステラ。
こちらの福砂屋本店は、なんと創業寛永元年(1624年)。
あちこちにカステラ屋さんがいっぱい。
選ぶのに苦労します。
そういえば、帰りの空港でサラリーマン風の方がおみやげコーナーにて、
”カステラはどこですか?”と店員さんに質問。
周り全部カステラなのに??
思わず、吹きそうになったわー。
さてさて、あたりは見所いっぱい。
日本三大花街として栄えた丸山地区。
幕末の志士たちも、闊歩したことでしょう。
龍馬たちも通った料亭”花月”。
とにかく階段多し。
趣ある建物。
さらに居留地あたりの坂へ。
ここのお宅、とっても素敵でした。
こちらの女子大も趣ある建物。
坂を上がって、下がって、
長崎孔子廟をチラ見して、
国宝にも指定されている、日本最古の木造ゴシック様式の教会
”大浦天主堂”。
昨年には、世界文化遺産にも登録されました。
西洋と東洋がマッチングした優しい雰囲気の教会。
中のステンドグラスが太陽の光で反射して、
とっても綺麗でした。
そして、お隣のグラバー園へ。
なんと、グラバー邸は、絶賛”耐震工事中”。
数年前の姫路城状態でした。
それでも、いろいろ見所満載。
高台から見下ろす、造船場も圧巻。
写真教室で習った”上野彦馬”の名前がここに。
紫のモクレンが目に入り、
感動。
紫木蓮(しもくれん)というらしい。
桜も咲いてます。
スコットランド人のグラバーさんをはじめ、
イギリス人やオランダ人も住んだ住居。
中のソファーが意外に小ぶりでびっくり。
眼下の風景が、力強い。
グラバーさん。
日本の近代化に、様々貢献した親日家でした。
さてさて、この後ベイエリアへ。
市電で移動。
かつて、日本初の蒸気機関車が走った場所。
あちらは、出島エリア。
現在、復元されて公開されてます。
出島で住んでいた人々は、
どんな気持ちだったかなあ。
さて、お昼は料亭”一力(いちりき)”へ。
姫重しっぽくをいただきました。
文化10年(1813年)創業。
多くの維新の志士たちも集った料亭。
雰囲気も味も素敵でした。
最後は、細い坂道をひたすら登り、
こちらへ。
日本初の商社とされる亀山社中は、1865年坂本龍馬を中心に
組織され、物資の運搬や貿易の仲介を行いました。
維新を目前の1867年に京都の近江屋で暗殺され、
32年の生涯を閉じた龍馬。
街のあちこちに、幕末の志士たちの息吹を感じる
長崎の街。
坂と海が魅力の、お気に入りの場所となりました。
ほっこりの方言も素敵でした。
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