というのも、今年は本阿弥光悦が京都の鷹峯にて、芸術家を集めた
村を拓いてから400年。
俵屋宗達と共に、数多くの絵画や工芸品を創出しました。
そして、このメモリアルイヤーに、お宝そろい踏みの展示が
京都国立博物館で始まっていて、やっと見に行けたのが今日。
そして、なんとなんと、、、風神雷神図屏風の三点by宗達&光琳&抱一が
二週間だけ揃う、、。
あかん、すごすぎて緊張します。
今日は、まずその前にここへ。
樂美術館へ。
光悦の茶碗を始め、仁阿弥道八、川喜田半泥子など、光悦に影響を受けた
作品も展示。
個人的には、二階にあった三代目樂道入の黒樂がイチオシです。
光悦の茶碗がずらり、、、とにかく圧巻です。
綺麗にしつらえれた玄関口。
中の花は、十五代目がいけてはりました。
朝一番で行ったため、静かな中落ち着いてみることができて、ラッキー。
お香の香りが漂う、素敵空間。
映画のセットのような、京都府庁を見ながら、
お香やさんへ。
姉が炉開き用に、お香を買うというので、
私も普段使いのお香を購入。
香道用の、お道具や昔の薬箪笥も展示してあり、
日本文化のバラエテイーと奥深さに、改めて感動。
お昼はこちらで上品なお寿司を、良心的な価格で堪能。
締めの白味噌の汁物が、京の冬も始まりを予感。
一旦姉宅に戻り、休憩。
私があげた多肉ブーケが、元気にしているところを確認。
テーピングのまま、土にさし、”元気にしてるで!”とどや顔の姉。
え、、、テープ取らなかったんや、、、とあきれる私。
多肉さん達は、テープを突き破り、発根したもよう、、。
二階で焼きもちとコーヒーでまったりして、
さて、本日の本題の京博へ。
叡電と京阪に乗って向かいます。
京阪は、なんとトーマス号。
ラッキー。
七条で降りて、徒歩で向かいます。
風神雷神の雷神が、マリオになってるーー。
そそられる店を進み、到着。
もう、大分日がかげってきて、ロダンも哀愁。
半時間ほど並び、やっと中へ。
撮影禁止なので、写真はなしですが、
とにかく、こんなに一級品の琳派が揃うのは、
もうないかも。
そして、風神雷神図屏風の宗達&光琳&抱一が一度に見れるのは、
たったの二週間。
10月27日から11月8日までです。
見所は、ありすぎてかけません。
図録には、光悦、宗達、光琳、乾山、、、ずらーーと並びます。
あの国宝、舟橋蒔絵硯箱も目の前で見れるし、光悦・宗達コラボの大作、
鶴下絵三十六歌仙和歌巻、全長13、56Mも至近距離で堪能。
金泥&銀泥の美しさ、圧巻です。
ご近所の養源院から、宗達の杉戸絵も出張。
あちらでは、暗くてよく見えなかった唐獅子もくっきり見れます。
見終えて外に出ると、もう夕暮れから夜へ。
遠くに京都タワー。
どどーんと、宗達の風神雷神!!
京博キャラのトラりんの元になった、光琳の竹虎図も、
今回出品。
ネコにしか見えない竹林の虎、その愛くるしい表情も
見れちゃいます。
好きな物見すぎて、大興奮。
日本人で良かった、、、なんて思うくらい感動の一日でした。
琳派に興味なくても、行ってみるとはまること間違いなしです。