2017年11月9日木曜日

雨も良し 炉開き茶会

ちょっと久しぶりの雨の昨日。

京都の姉宅での茶会に参加。




玄関のしつらえ。

ひょうたんの花器に、ホトトギス。

花が開く前の姿が、可憐。




短冊には、”その道に入らんと思う心こそ我身ながらの師匠なりけり”。

利休道歌第一首、だとか。




クリスマスも近づいてきました。




雨に濡れた庭も良し。




紅葉もだいぶん進んできました。




先月の月釜の詳細がこちら。

名残りの月がテーマだった先月。

備前の耳付きの花器に、秋の花が楚々と素敵でした。

 今月は、炉開きのお祝いの茶会。

炉開きは、茶人の正月とも言われます。

まず、”炉開きおめでとうございます”から始まり、

最初にぜんざいをいただきました。




蓋を取って、あっという間に頂いたので、

ぜんざいの写真撮り忘れ。

 お腹もあったまり、お清めをして、席入り。










お軸は、大徳寺了庵和尚筆、

”いつ雲昇龍”。(いつにあたる漢字がなくて、、)

とにかく、おめでたい文字が並びます。




花器は、鮮やかなトルコブルー、

永楽即全作、青交坻。

花は、椿の曙とトサミズキ。

椿が、ちょうど良い感じのふっくら蕾。




香合は、高橋楽斉のがらん香合。

寺院の礎に用いられたがらん石を摸したものとのこと。

サイズの割りに、ずっしりと重いです。








釜から立ち上る湯気も嬉しい。








一通り、お薄をいただいた後は、

目にもお口にも嬉しい、極上の点心をいただきました。

着物を着ての食事は、なかなかの緊張です。





とにかく、美味しくて

皆様と楽しくいただきました。

季節の食材に、優しい味付け。




こちらのお野菜の酢の物も、

目にも鮮やか。

ちょうど良いお酢加減が嬉しい。







とっても美味なしんじょと、鶴の型抜きの人参に

ほっこり。




湯葉とカブの煮物も、美味しく。




金沢の大吟醸や、ノンアルコールの梅ジュース。




むかごに数の子。

季節を感じます。




最後は、鯛ごはんに、上品な香のもの。

おいしゅうございました。

お腹もいっぱい。

 最後は、皆様で記念撮影。
















お庭を眺めて、しばしご歓談。

 最後は、素敵な帯も撮って、







見返り美人。




こちらも。







私も参加。








無事、着物に粗相することなく、終了。

ホッ。

まだまだ慣れない茶道の世界。

エンドレスに深い魅力に、学びは続きます。

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