京都の姉宅での茶会に参加。
玄関のしつらえ。
ひょうたんの花器に、ホトトギス。
花が開く前の姿が、可憐。
短冊には、”その道に入らんと思う心こそ我身ながらの師匠なりけり”。
利休道歌第一首、だとか。
クリスマスも近づいてきました。
雨に濡れた庭も良し。
紅葉もだいぶん進んできました。
先月の月釜の詳細がこちら。
名残りの月がテーマだった先月。
備前の耳付きの花器に、秋の花が楚々と素敵でした。
今月は、炉開きのお祝いの茶会。
炉開きは、茶人の正月とも言われます。
まず、”炉開きおめでとうございます”から始まり、
最初にぜんざいをいただきました。
蓋を取って、あっという間に頂いたので、
ぜんざいの写真撮り忘れ。
お腹もあったまり、お清めをして、席入り。
お軸は、大徳寺了庵和尚筆、
”いつ雲昇龍”。(いつにあたる漢字がなくて、、)
とにかく、おめでたい文字が並びます。
花器は、鮮やかなトルコブルー、
永楽即全作、青交坻。
花は、椿の曙とトサミズキ。
椿が、ちょうど良い感じのふっくら蕾。
香合は、高橋楽斉のがらん香合。
寺院の礎に用いられたがらん石を摸したものとのこと。
サイズの割りに、ずっしりと重いです。
釜から立ち上る湯気も嬉しい。
一通り、お薄をいただいた後は、
目にもお口にも嬉しい、極上の点心をいただきました。
着物を着ての食事は、なかなかの緊張です。
とにかく、美味しくて
皆様と楽しくいただきました。
季節の食材に、優しい味付け。
こちらのお野菜の酢の物も、
目にも鮮やか。
ちょうど良いお酢加減が嬉しい。
とっても美味なしんじょと、鶴の型抜きの人参に
ほっこり。
湯葉とカブの煮物も、美味しく。
金沢の大吟醸や、ノンアルコールの梅ジュース。
むかごに数の子。
季節を感じます。
最後は、鯛ごはんに、上品な香のもの。
おいしゅうございました。
お腹もいっぱい。
最後は、皆様で記念撮影。
お庭を眺めて、しばしご歓談。
最後は、素敵な帯も撮って、
見返り美人。
こちらも。
私も参加。
無事、着物に粗相することなく、終了。
ホッ。
まだまだ慣れない茶道の世界。
エンドレスに深い魅力に、学びは続きます。
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