2019年7月10日水曜日

ガラスの器と御所籠で楽しむ色紙点前。

先月は旅行のため、参加できなかった月釜。

今月はMさまのガラスのコレクションを楽しめるということで、

まず皆様が到着前に、いろいろ前撮り。




お庭も緑がぐんぐんと成長。

いよいよ夏ですね。










そして、Mさまは今日のガラスコレクションを、イラストに。




ほっこり素敵です。




茶室に入れる前に、明るい場所で前撮り。




ここに薄茶が入った景色も、きっと素敵ですね。




丁寧な作りの器たちに、うっとり。







そして、今日使う御所籠も前撮り。


















籠の中に、すっかりお道具が格納された図。

大人の贅沢なおままごとのようです。













さてさて、御所籠とは?

当初は、裏千家13代家元の円能斎が、皇室から頂いた化粧籠だったとか。

その後14代家元の淡々斎がお点前に使い始め、

そのお点前が色紙を散らしたように見えるので、色紙点前と呼ぶのだそうです。




待合もすっかり祇園まつりの景色。




お花は、土用藤。







皆様涼しげな着物で順に席入り。




力強いお軸は、”無一物円相”。




五色の糸巻きの花入は、竹軒造。

お花は、水引草とるり柳。

涼やかですね。







シンプルなしつらえが、夏らしく。







たくさんのガラスの器に、次々と薄茶が。










大人気だった、網目のガラスの器。

飲むと、眼前に網目が現れて、とっても素敵でした。










夏ならではの涼しげな器の数々に、

皆様から歓声が上がります。




繊細な美しさに、うっとり。













楽しい癒しの時間。




Mさまご自身の器も、透け感が素敵でした。




薄茶が入ると、さらに素敵。








最後は、特別にお盆に乗せて、

御所籠を全て拝見。




丁寧な作りが、本当に素晴らしい。




籠の中にも、丁寧な布張り。




夏らしい涼しげな着物。







今日のお花の水引草とコラボの帯。

可愛いですね。




ご一緒頂いた皆様、ありがとうございました。

Mさま、ガラスの素敵なコレクションをたくさんありがとうございました。

夏ならではのしつらえ、お茶の世界は本当に深くて美しいですね。

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