2011年六月に世界遺産に登録された平泉は、
仏教、そのなかでも特に浄土思想の考え方に基づいて創られた寺院・庭園及び遺跡が、
良好に保存されているところが評価されたとのこと。
霧雨の中、早めの時間に到着。
スムーズに一番近い駐車場に停められました。
綺麗な蓮に心惹かれて、中へ。
何気なく説明を写メして、後で改めて読んだら、、。
なんと切ない蓮のストーリー。
でも、きっと癒しの蓮ですね。
しっとりとした霧雨がぴったりの中尊寺。
混んでいると聞いていたのですが、朝早めに行ったので、
ゆったりと歩きました。
木々の根っこに、歴史を感じます。
苔とシダ好きには、たまらないしっとりした佇まい。
奥州藤原氏が滅亡してから500年後、
1689年に平泉を訪れた芭蕉は、藤原三代の映画の儚さと、
義経の最期を偲び、こちらで句をよんだとか。
”夏草や 兵どもが 夢の跡”。
こちらは、金色堂について読んだ句。
とにかく、青紅葉が綺麗でうっとり。
金色堂は、撮影禁止のため、写真はなし。
1124年の造立で、現存する唯一の創建遺構。
当時の最先端の工芸技術を駆使した贅沢な細工にびっくり。
こちらにも根っこが。
水彩画のよう。
なんとも風情のある能楽堂。
能楽堂の奥の食堂にて、
お蕎麦をいただきました。
自然薯は近くで採れたものだとか。
ここで、お能を見たらきっと荘厳で素敵ですね。
次は、毛越寺(もうつうじ)へ。
藤原氏二代目の基衡が建立し、三代の秀衡が宇治の平等院鳳凰堂にならって
無量光院を建てました。
しかし、のちに火災で焼失。
境内に広がる大泉が池は、浄土庭園の素晴らしさを現在に伝えているとか。
石の並びにも、もちろん意味があるようです。
この後、瀬見温泉へ移動。
途中の川には、鮎釣りの人がたくさん。
温泉が効いたのか、この日は超爆睡。
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