2019年7月8日月曜日

なーんか良い街だった鞆の浦

一泊二日、よーく笑いしゃべり食べた旅。

昨年のロンドン&パリのメンバーで、福山に出かけました。

 新幹線の駅のすぐ横が、福山城。

楽しい旅になりそう。

そして、強力な晴れ女揃いでバッチリ晴れ。




今回の目当ては、まず宿泊先の汀邸”遠音近音”。

どんな宿かワクワク。

駅から半時間ほどで到着。

海はもうすぐそこ。










古い町家をうまく生かした入り口を通り、




天井の梁を眺めて、







通路を通って、




素敵な坪庭を過ぎて、



レセプションエリアへ。




海がぱあっと現れて、わーっとみんなで歓声。




おもてなしのお菓子と冷たいお茶で、一服。

荷物を預けて、散策開始。




”風待ち潮待ちの港”という鞆の浦。

なんて素敵な響き。

多くの船乗りや商人たちで栄えた町。

古くは、万葉集にも登場した名勝。

町のあちこちに、江戸時代の息吹が残ります。

絶対素敵な映画が撮れそうなロケーション。




あちこちにいる町猫にもほっこり。







京都でも見かけるこの懐かしい”仁丹”の看板ですが、

創業者の森下博は、この町出身。




1867年、坂本龍馬率いる海援隊の”いろは丸”が紀州藩の”明光丸”と鞆の浦沖で衝突。

いろは丸は沈没し、龍馬は紀州藩と交渉の末、賠償金を勝ち取ったとか。




200円で目一杯楽しめます。

二階に上がると、龍馬が隠れた部屋も再現されて、

結構リアル。

クイズや漫画で学ぶ龍馬等々、楽しめますよ。




そして、お次は重要文化財の”太田家住宅”へ。

江戸時代、朝鮮通信使やオランダ商館長などなどもやってきて

大いに栄えた頃、”保命酒屋中村家’として栄えたのがこの建物。

ペリー来航の際にも、もてなしで使われたとか。

明治になり廃業、太田家が全てを引き継ぎ、

6年に及ぶ修復ののち、2002年から一般公開されてます。

地元のガイドの方の話がとっても面白くて、

いろいろ質問も飛び交い、

楽しい!




大きな荷物の搬入の際には、こういう具合に戸が開きます。




創業時代の薬屋の名残もあちこちに。




木と竹を使った網代天井も、当時のまま。

明かりとりは天井からも。




9枚の雨戸が全開して、庭が一望できます。




今にもジャンプしそうな大きなカエルの軸。

円山応挙の弟子、山口素絢(そけん)によるもの。

もちろん本物。




そして、なんとこの軸は、、。

大好きな琳派の絵師、”酒井抱一”のもの。

まじかで見れます。

感動〜。

季節ごとに違う抱一のに架けかえられるとか。




蔵にも行きました。




綺麗に飾られてました。




これは??

子供のおもちゃかな?




”男の子が生まれたら”飾ったとか。

では、女の子が生まれたら、、。

無いのかな。

なーんかちょっとそこは残念。

ガイドさんに聞いた、開業当初の立派な看板がある”岡本亀太郎本店”。

早速行ってみました。







ここにも、”仁丹”。




あったー。




ペリー来航の際の記事も。




ドカーーン。

巨大です。

当時は、全部金色だったとか。

名古屋もびっくり!

いっぱい試飲もさせてもらい、ありがとうございました。




宮崎駿監督も滞在し、ポニョの舞台にもなったようです。




本当に、いいところだわ〜。




常夜燈は、もちろん大人気の撮影スポット。




我々も撮影したのですが、手前の地元のおじさんたちから

”こっちから撮ると、良い写真が撮れる!”とご指導が入ります。

きっと一日ここにいはるんでしょうね(笑)。







長崎を思い出す素敵な階段。





猫もあちこちに。




お次は、宿に戻り、すぐ近くの”いろは丸”の乗り場から乗船。













5分ほどで、”仙酔島”へ。




仙人が酔うほど美しいという島。







まったりして、温泉でまったりして

夜のご飯は、品数いっぱい。











締めは、鯛飯。




お茶漬けで、美味しくいただき

お腹はもういっぱいー。




最後はわらび餅で。

そして、その後は部屋で恒例の”大富豪(ど貧民)”のトランプ三昧。

大いに盛り上がり、就寝。

 朝は、部屋の露天風呂でまったりして、

朝ごはんもゆっくりと。







いっぱい食べて、素敵なお宿にも大満足。

サービスも特上でした。




最後は、お城も見て、

胃が元気なグループは生ビールに広島焼き。

残りのグループは、軽めのランチで帰路へ。

 楽しい楽しい旅も終わり、それぞれの家路へ。

さて、次回はどこに行こうかな。

すっかり枯れた声が、楽しい旅の余韻。

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