2012年11月25日日曜日

極上のおもてなし@甲陽園

三連休の最終日は、百点満点の青空。

神戸ではマラソンも開催され、

紅葉も真っ盛り。

そんな気持ちのいい空気感のなか、今日は甲陽園にお出かけ。

お目当ては、兵庫県で二つしかない、ミシュラン☆☆☆のひとつ、

日本料理の”子孫(こまご)”。

パンフレットによれば、甲陽園は大正時代、

遊園地や撮影所、温泉や高級料理旅館が軒を連ねた場所だったとか。

今もその名残か、美味しいものたくさん。

 その中で、ちょっとケーキのTSUMAGARIさんに、、、と

思い立ち寄ったら、なんと大混み。

専用の立派な駐車場あり、警備の方三人、

店内はおとり置きの品、買い求める人、、で満杯。

わーー、こんなに人気があったんですね。

今やパン屋、ケーキ屋さん、飽和状態の我が家近辺、

ちょっと高すぎる?というお店も多い中、

こちらは、値段も納得、味も納得。

私もここの”甲陽巻”の大ファンです。

 さて、やっと買い求めて、

今日のランチを頂く、”子孫”へ。




住宅街の中ですが、ここだけは別世界。

数寄屋造りの素敵な一軒家。




今日は、四名まで入れる和室へ。

足が伸ばせて、しかも床暖です。





青じそのお茶で、のどを潤します。







先付けは、ウドと蟹の酢の物。

とっても上品で爽やか。

一緒にいただける日本酒が、あーーとっても美味しい。

実は日本酒が苦手なのですが、これはいける。

福井県の、ときしらず?でしたっけ。

名前がさだかではないんですが、もう一度飲みたい味でした。





続いて、紅葉の素敵なお椀に、




出汁が上品な、ヒロウス。

ゆずが絶妙にマッチ。




お造りも、極上。

赤身、イカ、ヒラメ。

醤油、あるいはゆずだしで。




目にも豪華な八寸。

圧倒されます。










一人分がこんな感じ。

あん肝はあまり得意ではないけど、これは美味しかった。

鯖寿司の上品なこと、

サイズも絶妙です。







椀ものは、秋鮭と蕪。

いいお味でした。

上にのっているのは、多分蕪の葉っぱ?でしょうか。

しゃきしゃきで、いいアクセントに。




香の物も、品よく並んでおります。




ごはんは、温泉卵いり、とろろご飯。

ぺろっといけます。

 そして、ご希望であれば、ともう一つのごはんもの。




おジャコごはん。

新米におジャコ、”鉄板”コンビですね。

満足すぎるくらい。




サテ、デザートは、葡萄のゼリーが特に秀逸。





そして、和菓子とお薄も。

もうだい大満足です。

サービスも丁寧、食事のタイミングも抜群。

 



最後は、車までお見送り。

道に出て、最後までお見送り。

 これこそ、極上のおもてなし。

ちなみに、お昼はミニ会席をいただき、5,250円なり。

個室であれば、20パーセントの料金(椅子席は10パーセント)が加算です。

 でも、十分に価値あり。

日本の食文化、世界に打って出て欲しい^^です。

2 件のコメント:

  1. 満足すぎるという言葉に感心。でもおっしゃることはよくわかります。ごくん、と、なにやらこちらの喉もうなりそうです。贅沢なおしゃれなお昼、静かな素敵な空気が伝わってきます。ynより

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  2. ynさま
    空気感伝わりましたか。日本の食文化、日々進化中。
    五感にしみますよ^^

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