Ramin Karimlooが演じるジャンバルジャンを見に、いや聞きに。
たぶん六回目でしょうか。
こんなに同じ演目に通うのも初めて。
予算の関係上、ベストシートは望めませんが、
昨晩は右端ながら、かなり近い。
ロイヤルオペラハウスとは違い、はしっこでも
ほぼ死角がなく、とってもよく見える。
ついでに、オーケストラもチェック。
第一バイオリンのお兄様、かなりのイケメン！
さて、最初に代役のアナウンス。
マリウス＆アンジョルラス＆テナルデイアの三役が代役。
テナルデイアの代役のAdamさんは、
とっても個性的で張りのある声の持ち主で、
しかもかなりな演技派。
普段、彼が演じる Bishop は、銀食器を盗んで逃げたジャンバルジャン、
警察に捕まった際、自分があげたものだと嘘をついて助け、
さらには銀の燭台も与え、
これをもとに、ちゃんとした人生を、、と諭す場面が、
じーんとして、泣かせるのです。
そして、もう一つ演じるのが
バリケードの若者の一人、Grantaireという役、
いつも酒を飲んでばかり、、、ですが、
なぜか存在感があり、場が和む、そんな
役どころ。
が、彼が宿屋の主人のテナルデイアにまわり、
この役がほぼ出ずっぱりなので、
司祭役と若者役が、ほかの人にまわり、、。
バランスがちょっと崩れて残念でした。
そして、マリウス役が昨晩はFra Feeさんで、
なんだか演技が自信無さげ？
こちらも残念。
が、ラミンのジャンバルジャン、ヘードリーのシャベール警部。
抜群で、二人の兼ね合いも絶妙。
さすが、プライベートも友人、
息もぴったり。
歌も泣かせます。
そして、バリケードの子役の男の子。
よく見る子なのですが、本当に演義派。
安定感抜群、こちらも感動です。
最後はもちろん、ブラボーの嵐、
音楽と共に、最後は手拍子になり、
会場が一体！
総立ち。
感動のラミンの演技＆歌も３１日が最終日。
いつも歌に演技に感動をもらう、、。
こんな舞台が身近で見れるのが、
やっぱりロンドンの魅力の一つかなあ。
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