もう三週間以上経ってしまいましたが、忘れないうちに
記事を書きます。
京都の姉宅で、5日ほどお泊りし、
お茶会にも参加しました。
その前日の準備のひとつとして、
お庭のあちこちにあるお花を使い、
ウエルカムフラワーを、僭越ながら、
私が用意。
はるか昔に小原流をちょっとかじって以来、
和花には縁がありません。
去年の夏、京都の”谷中”さんで、一日講習を受け、
それが今回のアレンジに、とても役立ちました。
昨年の写真から、、
こんな投げ入れや、
かわいい亀さんの花止めを使い、
野菜かごに、アレンジ。
三帰来や鉄線、、、まさに季節のお花を活けていきました。
和花のブーケは、
和紙でくるりと巻いて、水引でぎゅっとしばって。
おしゃれですね。
基本の活け方は、これ。
何流だったか思い出せないのですが、ひとつのお花は向こう側に活け、
仏様に向けるようです。
この日の記憶を元に、お花を用意します。
使ったお庭の花の名前は、
*紅蘇芳(べにすおう)
*白蘇芳(しろすおう)
*アブラチャン(楠木科の低木)
名前にはまってしまいました。 ”油ちゃん??” とか思ったりして。
*辛夷( コブシ )
花は木蓮より小さめで、健気でかわいい花です。
*諸葛采 ( ショカツサイ ) むらさき花大根
諸葛孔明が出陣の際、この種を蒔いたとか。
お庭にたくさん咲いていて、今回のアレンジの色を添えるのに
貢献してくれました。
*貝母 ( バイモ ) あみがさゆり
今回の一番のお気に入りがこのバイモ。
形も清楚で、色も素敵。
中国原産ですが、万葉集にも詠まれ、
日本には薬草として、入ってきたようです。
水揚げもよく、以外に丈夫です。
和花は、名前にも、なんだか story を感じますね。
姉の花の知識は、茶花中心、
私は、洋花ばかり。
姉妹でも興味の違いに、笑えます。
青磁の花入れに投げ入れ。
最初に丈夫な枝ものをいれ、それを支えにして、
次々にお花を重ねていきます。
同じ種類のお花を重ね、グルーピングで活けます。
くるっと回って、どうしても良い方向に向いてくれないときは、
下の方の枝をちょっと折って、方向を定めております。
前日にお庭に行って、いただいたお花を大切に水揚げ。
とったお花の全てを使いました。
お庭からのお花をアレンジ、、まさに理想ですね。
待合(まちあい)の作品は、
”都おどりの舞子の絵”。
これは、茶会の趣向を暗示する、大切なものだそうです。
これは、姉のこだわり。
お茶会を催すときに登場するウエルカム天使さん!
お友達のジュエリーデザイナーの方の作だそうです。
こうして、明日客人をお迎えする支度が、整いました。
お茶会当日は、次の記事へ。
私のワンダーランドの旅(笑)は、続きます。
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