2011年5月6日金曜日

Royal Opera House ビギナーの楽しみ

 二日前に行ったバレエのお話。

半年前から頻繁に通っているRoyal Opera House.

下の娘がHigh School を卒業し、いろんなお役も無事御免となり、

晴れてロンドンお遊びデビューしました。

バレエとオペラ、両方やっております。

着飾っている方もいらっしゃいますが、カジュアルな方も結構います。


外からはこんな感じ。

映画”マイフェアレデイー”で有名なコベントガーデンの花市場(今はショッピング街)も、

すぐ近く。

中のバーコーナーから見下ろすと、



なかなかいい感じ。

そして、我が家の定番の席からのVIEWは、



前のランプが邪魔ですが、、、

でも、バレリーナの表情や、足の動きもちゃんと見れますよ。



上から見ると、幕前にスマートフォンをチェックする人が多数。

事前にストーリーをちらっと予習する人も。

私もその一人。

今回の演目のシンデレラはさておき、特にオペラにいたっては、

題名こそ知っていても、内容はほぼ知識ゼロ。

事前の予習はお勧めです。

 バレエの良いところは、見ることに集中できること。

言葉を理解する必要がなく、文句なく楽しめます。

つい最近のRoyal Wedding も、マジなシンデレラストーリー。

途中でかぼちゃが馬車に変わった時、ちらっとキャサリン妃とウイリアム皇太子の、

馬車のパレードを思い出しました。

 今日のシンデレラ役は TAMARA ROJO.

スペイン出身で、小柄で日本でもとても人気のあるプリンシパルです。

二年前に初めて見たバレエが、”くるみ割り人形”。

その時の主人公が、TAMARAさんでした。

とてもCUTEで、踊りも抜群!

それ以来、注目しております。

 さて、シンデレラのACT1のシーンで、前回見たときは、

シンデレラがなき母を思って、暖炉の前で踊るシーンが

あったのに、なぜか今回はない、というか多分見えない。

ふと気がつくと、今回の席は、Amphitheare Lower Slip Right !

ACT1のシンデレラが出てくるシーンは、右側に多く、

右端の今回の席は、結構不利でした。

前回はLeft だったので、よく見えましたが。

まあ10ポンドほどの席なので、贅沢は言えません。

 シンデレラに次いで、よーく出てくるのが、

意地悪な二人のお姉さん。



GARY  AVIS, PHILIP MOSLEY とあるように、男性のダンサーですが、

とってもコミカルで、大うけでした。

ACT1の中の圧巻は、舞踏会に行けないシンデレラがほうきを相手に

踊るシーン。

感動します。

普段から、つま先立ちで、生活してる? というくらいの安定感。

バレエは言葉がない分、指の先まで神経が行き届き、

気持ちが伝わってきます。

 ACT1のシーン2で出てくる、春、夏、秋、冬の天使の踊りのシーンは、

舞台がとてもきれいで、飛び出す絵本のよう。

お子ちゃま 特に女の子に楽しんでもらえる、お勧めの演目です。

時々、子供にはちょっと、、、と思えるものもあるので、

事前の下調べは、大事です。

 ACT2は、いよいよ舞踏会のシーン。

TAMARAさんの安定した優雅な踊りが、観客を魅了します。



ハッピーエンドなので、気分良く終われます。


この日の指揮者は、なかなか派手なパフォーマンス。

終わったあとも、目立っておりました。





美しい ♪

 なぜか、明日もがんばろう!とか思って、元気をもらえます。

以外に敷居が低いRoyal Opera House 、お勧めです。



 

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