2012年8月14日火曜日

16世紀フランス式の庭が素敵@ヴィランドリー

昨日で城巡り終了の予定でしたが、

今日はランチの前に、お庭が素敵☆というシャトーに

行ってみました。

 まずは、アゼール・リドー城のある街へ。










土産物屋さんに、ロワール河沿いのシャトーのデッサン画が

並びます。

こじんまりとした、綺麗な町。




今日が10歳の誕生日の、たくちゃん(^^)

三回目のフランス、ホテル住まいも慣れたものです。



こちらが、そのシャトー。

わんこさんが、中に入れないので、お庭がより魅力的と思われる

ヴィランドリーへ。




その前に、雑貨屋さん発見。

引っ越しの際、嵩張るチャンピオン=雑貨、、なので、

見るだけ、、に。







結局、嵩張らないテーブルのランナーだけを購入。

かわいい値段も魅力でした。

 この後、ヴィランドリーへ移動。




庭のに、わんこさんもオッケイなので、

さあ中へ。



前に並ぶシェルテイーさん、たくちゃんに興味深々。




さあ、どんなお城かなあ。




城の周りに、お堀。








こちらは、ルネサンス期の菜園を復元したもの。

同じ大きさの9つの正方形に、

それぞれ異なった幾何学模様を、

野菜*花で、形作っているようです。




こちらは、洋梨。







こちらは、ハーブガーデン。

トピアリーの中にハーブがあるのが、新鮮。






もちろん、葡萄の棚も。






広大な庭、常にカットが必要なトピアリー。

作業中の方の姿が、、。

 庭はまだまだ続くのですが、とりあえず時間の関係で、

中を見学に。

わんこさんは、入れないので私だけ。

あまり、期待していなかったのですが、







魅力的にしつらえられた内部。

昨日見たシャンボール城とは違い、

生活の気配があります。

 部屋によって変化をつけた色彩も、魅力。




オーク材のテーブルに、コッパーの鍋一式。

素敵なキッチン。




各部屋からは、素敵な庭が一望。


 
 ヴィランドリー城は、1536年フランソワ一世の財務大臣、ジャン・ル・ブルトン

によって、建造されました。

その後1754年、プロヴァンス地方のカステーラ公爵が、所有し、

18世紀の快適な設備を整えました。

 1906年には、スペイン出身のヨアキム・カルヴァロが城を買い、

生涯を通じて、城や庭園の修復に費やしたとのこと。

 その努力は、子孫にも引き継がれ、よく手入れの行き届いた空間は、

本当に魅力的です。

 私が一番気にいったのが、ここ。





淡いやさしい水色を基調に、上品なリネンとレースで

整えられた子供部屋。




部屋からは、この眺め。

圧巻です。

 ヨーロッパの歴史と、それを着実に継承し、さらに工夫を重ねる努力。

まだまだ、奥が深いです。

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