昨日、車で約350キロ走り、
ブルターニュ地方の、キブロンに到着。
空模様も怪しげ、海外沿いの駅も、
思いっきり寂しそう。
コートダジュールの明るい紺碧の海とは、全く異なり、
ちょっと日本海を彷彿させる、荒れた海。
ホテルにチェックインし、すぐ前の海岸に行ってみた。
泳ぐには寒すぎる、海。
んー、夏の海というには、ほど遠いさみしさ。
思いっきり鼻に来る磯の香りは、
日本の海のよう。
イワシ漁で栄えた港町が、今はリゾート地として、
観光客を呼び込むように。
天気は、いつもいま一歩。
ただ、豊かな海水のミネラルを利用した
タラソテラピーが有名なようで、
保養地としての要素が大きいようです。
海岸沿いの植物に、貝が付着。
スカビオサ(西洋マツムシソウ)らしき花が、群生。
ウインドサーフィン、、ならぬウインド手漕ぎボート??
あちこちで、見かけました。
さて、夜はホテルから歩いて数分の地元のレストランへ。
海辺沿いにたつ、素朴なレストラン。
中は、多分家族できりもりしているであろう、
家庭的なレストラン。
お昼を食べそこね、ホテルで食べた貧弱なクラブサンドが
25ユーロ。
このレストランのコース、37ユーロで、
パテとこんがり焼いたバケット、
サーモンのカルパッチョ、テナガエビのグリルのタイ風ビーフン添え、
白身魚のグリルとシーフードのリゾット、食後のチーズ、デザート。
食べきれない量と、素朴ないい味。
さすが!!
夜半は、雷がなり続け、わんこさん必死で応戦しておりました。
今朝は、温泉ならぬ、塩分の強い温泉のようなプールを
楽しみました。
今も外は、嵐のような風と雨。
町を歩く地元の人々の顔が、ちょっとフランス人と違って見えます。
この地方は、その昔英国からわたって来たケルト人が作った
ブルターニュ公国の末裔が住むらしい。
敬虔なカトリック教徒で、独自の言語と文化を持つとのこと。
フランスも、広い、、と実感した次第。
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