2012年8月15日水曜日

どこか寂しげな港町 キブロン@ブルターニュ

昨日、車で約350キロ走り、

ブルターニュ地方の、キブロンに到着。




空模様も怪しげ、海外沿いの駅も、

思いっきり寂しそう。

 コートダジュールの明るい紺碧の海とは、全く異なり、

ちょっと日本海を彷彿させる、荒れた海。

ホテルにチェックインし、すぐ前の海岸に行ってみた。

泳ぐには寒すぎる、海。

んー、夏の海というには、ほど遠いさみしさ。

思いっきり鼻に来る磯の香りは、

日本の海のよう。

 イワシ漁で栄えた港町が、今はリゾート地として、

観光客を呼び込むように。

天気は、いつもいま一歩。

ただ、豊かな海水のミネラルを利用した

タラソテラピーが有名なようで、

保養地としての要素が大きいようです。




海岸沿いの植物に、貝が付着。




スカビオサ(西洋マツムシソウ)らしき花が、群生。




ウインドサーフィン、、ならぬウインド手漕ぎボート??

あちこちで、見かけました。

 さて、夜はホテルから歩いて数分の地元のレストランへ。




海辺沿いにたつ、素朴なレストラン。

中は、多分家族できりもりしているであろう、

家庭的なレストラン。

 お昼を食べそこね、ホテルで食べた貧弱なクラブサンドが

25ユーロ。

 このレストランのコース、37ユーロで、

パテとこんがり焼いたバケット、

サーモンのカルパッチョ、テナガエビのグリルのタイ風ビーフン添え、

白身魚のグリルとシーフードのリゾット、食後のチーズ、デザート。

食べきれない量と、素朴ないい味。

 さすが!!

夜半は、雷がなり続け、わんこさん必死で応戦しておりました。

 今朝は、温泉ならぬ、塩分の強い温泉のようなプールを

楽しみました。

今も外は、嵐のような風と雨。

 町を歩く地元の人々の顔が、ちょっとフランス人と違って見えます。

この地方は、その昔英国からわたって来たケルト人が作った

ブルターニュ公国の末裔が住むらしい。

敬虔なカトリック教徒で、独自の言語と文化を持つとのこと。

 フランスも、広い、、と実感した次第。

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