昨晩は、秋のバレエシーズンの最初の演目JEWELSを見に行きました。
例により、ビギナーな私。
たいした予備知識もないまま、臨みました。
このバレエはNYの振付師BALANCHINE氏が、有名な宝石商をたずねた際に、
インスパイアされて、作れられたものだとか。
三部作で、エメラルド、ルビー、ダイアモンド。
それぞれにフランス、アメリカ、ロシアというイメージがあり、
音楽も個々に違う作曲者です。
ビギナーの私にとって、TAMARA ROJOさん、ALINA COJOCARUさんをはじめ、
豪華なプリンシパルが一度で見られるなんて、なんという贅沢、、、という感覚でした。
さて、第一幕 ”EMERALDS”。
日本人の平野 亮一さんが、FEDERICO BONELLIさんの怪我のため、
代役で抜擢されておりました。
TAMARAさんとペアで踊ります。
あでやかなエメラルド色の衣装に、まず魅了されます。
うっとり、、。
踊りは、素人目ではありますが、リフトも多い古典的な感じ。
そして、エレガント。
筋書きもなく、舞台設定もなく、踊りと音楽のみ。
踊る方も、大変かもしれません。
写真ぼけぼけですが、平野君、ペアで踊る時は、緊張感がかんじられましたが、
ソロで踊る際は、のびのびととっても素敵でした。
今後のご活躍に期待です(^^)。
さて、第二幕は ”RUBIES”。
オーケストラにピアノがどんと置かれ、アメリカのジャズ風の音楽にのり、
先ほどとは全く異なるUPテンポな踊り。
SARAH LAMB さん、 ZENAIDA YANOWSKYさん、共に、
手足が長く、とっても切れのいい力強いダンス。
会場大盛り上がりでした。
衣装もがらっと代わり、短めのチュチュ、頭の上のティアラ、、
乙女心をくすぐります。
とにかく、楽しいダンス♪
さて、最後は”DIAMONDS”。
衣装にも俄然期待が高まります。
そして、一番のお気に入りのCOJOCARUさんも登場。
この演目では、バレリーナの数も多く、とにかく華やか、
チャイコフスキーの音楽に、バレエが当たり前ながらすっと溶け込みます。
日本人では、ファーストソリストの小林 ひかるさん。
安定感のある踊り、とっても素敵でした。
蔵 健太さん、そののびのびした踊り、存在感を感じます。
そして、COJOCARUさんと、PENNEFATHERさん。
もう息もぴったり。
うっとりです。
つま先で立っても、全くぐらつかない、、、。
早い動きも、なんだか優雅にゆっくりと見れます。
顔の表情も素敵で、見入ってしまいます。
もちろん、会場は、大喝采!!
衣装ももちろん、最高!!
美しいシャワーを浴びて、すっかり癒された素敵な舞台でした。
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