2011年10月29日土曜日

Timoへお花搬入(4)

昨日までのうっとうしいお天気も一転、今日は久々の秋晴れ♪




月に一度、イタリアンレストランのTIMOにお花を搬入するため、

昨日の早朝、マーケットに花を仕入れに行きました。

予想はしていたけれど、火曜日にレッスン用に買いに行った時より、

明らかに、花の質も落ち、種類も減り、、、うーーん、困った。

ピエーロさんは、とにかく華やかな色の花が好き。

秋らしいラスティックな色合いは、使えません。

花持ちを考えると、微妙なテーストの花よりは、インパクトのあるものが、、。

ということで、大輪のバラに、小ぶりのバラ、スプレーバラ、と三種役割の違うバラと、

お庭のビバーナムティナスをGREENとして使い、レッスンで残ったリューカデンロンを

ワインレッドの差し色に使うことに。




お店の雰囲気からメタリックなコンテーナーを使います。

前回と同じ形で、色は黒。

丸いこんもりとした形に仕上げるので、普段よりもオアシスを高めにセット。




まずお庭のビバーナムティナスで、フレーム作り。

ビバーナムは、大好きなお庭の低木の一つ。

秋から冬にかけて、白い小花が咲き、庭に彩りを添えてくれます。

花が目立つように、緑は短めにいれます。

GREENはオアシス隠しと、全体の形作りの指南役となり、

あとのお花がとても入れやすくなります。

イギリスでアレンジを習うと、このやり方で教わります。

そこに、ピンクとアプリコットを混ぜたような ”ペチコート” という名の大輪のバラを

十本グルーピングしながら、さします。




そして真紅の細めのバラ ”ダークルル ”をいれ、さらに間に白のスプレーバラ

”ヴィヴァンヌ”を埋めていきます。
  



最後に差し色のリューカデンドロンをいれ、完成。







 実は、このコンテーナー、昨日の秋色アレンジと同じもの。

いれるお花でこんなに違う!




 黒い入れ物は、色々と使えて、大好きです!

さて、今朝車の助手席にアレンジを乗せ、慎重に運転して、

Kensington High Street に向かいます。

さて、ピエーロさんの反応は?

 とっても喜んでいただきました。

色合いもとってもいいとのこと。

バラに顔を近づけて、香りをかぐのですが、残念ながらマーケットのバラは、

ほぼ無臭。 お庭のバラと違い、そこはとても残念ですね。

でも、逆にゆりなどは香りがきつくて、食事の邪魔になるときも。








さて、次回は全く違う形のアレンジにしようかなあ。


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