2012年6月14日木曜日

衣装に胸キュン@ロイヤルバレエ

昨晩は、久々のバレエ。

先週オペラハウスにオペラを見に行ったのですが、

演目は”サロメ”。

翌日は、早朝にマーケットだったので、

クライマックスの血みどろの場面は、

実は見れず。

悪い夢を見て、寝れないと最悪なので。

っていうか、普通に怖がりですね。

 さて、昨晩もいつものごとく、またまた直前まで予習もせず。

昨日は、二つの作品を上演するダブルビル。

 一作目は、わずか18分のBallo Della Regina。

ヴェルディの”ドンカルロ”からの抜粋のようです。










Marianela Nunez さんと、 Nehemiah Kishさん。




舞台セットもなにもなく、シンプルにバレエのステップを

楽しむ、、というところですね。

 さて、次はLa Sylphide。

妖精シルフィードのお話ですが、

1832年にフランスで初演された古典。

その後、デンマーク人のオーギュスト、ブルノンヴィレが新たに振り付け、

今回のも、その振り付けが元になっているようです。

 なんといっても、注目は大好きなAlina Cojocaruさんと

 Johan Kobborgさんのペアが

見れること。

数ヶ月前に見に行ったロミオとジュリエットの演目が

この二人でした。

プライベートでもペアのお二人。

息がぴったりで、信頼しきっているのが

本当に伝わり、感動の踊りです。

 今回の話は、スコットランドが舞台。

エフィとの結婚式をひかえたジェイムス(Kobborgさん)の前に、

妖精のシルフィード(Cojocaruさん)が現れ、

魅惑的な踊りで、魅了します。

又、エフィを愛するグエンも、エフィのことをあきらめられない。

なんといっても見所は、第一幕のスコットランドの牧歌的な踊り。

その衣装のかわいいことったら^^




もちろん、劇中は撮影できないので、

全ての衣装がお見せできないのが、残念。

これは、カーテンコール時のものですが、

色とりどりのチェックに、ベレー帽。

ハイソックスにペッチン止め(古い?)のエナメルの靴。

もう圧巻です。

踊りも、フォークダンスをよりプロっぽくしたような、、

とにかく素敵でした。

 さて、占い師グエンがやってきて、エフィと結婚するのは、

ジェイムスではなく、グエンだと告げます。

結婚式の準備ができ、ジェイムスが一人なると、

妖精シルフィードがやってきて、結婚の事を知り、

嘆き悲しみ、愛を告白。

 結婚式の日、シルフィードは指輪を奪い去ります。

ジェイムスは、彼女を追って森へ。





第二幕、妖精たちが森で踊ります。

その綺麗なこと。

ちょっと白鳥の湖を思い出すような。








ジェイムスがシルフィードに触れようとすると、

するりと抜けていきます。

ジェイムスは、占い師マッジに頼み、飛べなくなるショールをもらいます。

が、実はそれは呪いのショール。

肩にかけると、背中の羽が抜け、苦しみながらも、

後悔はない、、と息絶えます。

 そしてフィナーレは、ジェイムスが結婚するはずだったエフィが、

グエンと結婚。

というエンデイングは、悲劇ですが、

あんまりそれは感じなかったような、、、。






この日は、Kobborgさんの踊りに、

ブラボーの嵐。

ジャンプも綺麗で、踊りも素晴らしかった。

そして、このお二人のペアの踊りが見れて

感動。



この真ん中の方が、エフィ役のEmma Maguireさん。

可愛い!




花束が本当によく似合う。




花束から一本バラを抜いて、コンダクターにプレゼント。












チェックって、こんなに魅力的だったんだ、と改めて思った次第。

ロイヤルオペラは、踊りや演出もさることながら、

本当に衣装が魅力的!又確認した演目でした。





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