2013年5月31日金曜日

梅雨はモイスチャーローション♪

三日前に無事ロンドンより、帰国。

なかなか時差ぼけがとれず、変な時間に眠くなり、お腹がすき、

夜は寝れず、、ぼうっとしております。

 風薫る五月をイメージして帰って来たのですが、

まさかの入梅。

成田に着くなり、グレーの雲がお出迎え。

っと同時に感じたのが、肌がもちツ。

ロンドンでは、硬水と乾燥に悩まされ、

肌と髪がガサガサ。

困っていたところ、日本に戻ったとたん、解決モード。

そして、このじとじと天気は、実は肌に良し。

肌の水分、一気に回復です。

軟水にも助けられ、がしゃがしゃだった髪も、

どんどん元に。

じとじと、じめじめ、やたら人気のない梅雨ですが、

いやいや、なかなかよろしい。

帰りの成田エクスプレスから見た、田植えの風景。

梅雨そらと田植え、ばっちり。

日本の原風景ですね。

 さて、結構ばてばてで帰宅したのですが、

日陰の方の小さい植え込みに、目が釘付け。

以前はびこっていた雑草、いや雑木が、思いっきり育っております。

地下茎で増えて、コンクリートの目地でも育つ、

そして、伸びてくると、なんと蔓状になってからまる。

ホラー映画のようなヤツです。

翌日は、ふらふらながら、一気に抜き、

もしゃもしゃだったお庭も、ゴミ袋二つ分、

整理して、すっきり。




木々と宿根草で、ほぼ埋まっており、

ブルー系が多いので、涼しげです。




満開のラベンダー、モンシロチョウにも人気。







芝もいい感じに育ってきました。

常緑樹が落ち葉の時期らしく、

あちこちに落ち葉散乱。

必死で拾いました。




ひん死状態だったジューンベリー、

小さい枝がどんどん育ち、実もつけました。




アーカンサスも、小さく育てたので、コンパクト。

お花が咲いてきました。








昨年の秋の終わりに植えたホワイトレースフラワー。

ちょっとひょろひょろながら、咲いてます。





今回、木々の間の落ち葉をとるのに、この帚が大活躍。

姉が植木屋さんにもらったのを、お裾分けしてもらったもの。

落ち葉だけ、ちゃんと掻き出してくれます。

さすが。



何も花がなく、しかもまだまだ時差ぼけなので、

花屋さんにも出かけず。

お庭の花で、ちょっとブーケ。




ちょっと花があるだけで、気分もよし。

来週から活動開始。

今夜はちゃんと寝れますように。

やはり時差ぼけは、なかなか強敵です。



2013年5月27日月曜日

最終日は、文句なしの快晴♪

いよいよ、明日は日本へ。

最終日は、なかなか揃わなかった息子&娘と一緒に、

ランチ。

家族でいつも通った大好きなドーチェスターホテルの中華。

思いっきり食べて、その後あたりを散歩。







サウスオードリーストリートあたりを歩いていたら、

あれ? こんなところに公園。














街の真ん中なのに、公園の多いのがロンドンの魅力。




最終日は、ピカ天。

いいイメージのもと、明日日本に戻ります。

さー、主婦業も楽しみ☆

庭仕事もね。

イメトレだけは、思いっきりしましたから。

素晴らしかった、オペラ ”ドンカルロ”

昨晩は、ひとりオペラ。

いつものごとく、知識がないので、

見たいような、正直ちょっと憂鬱なような。

特に、昨日の演目は、6時始まり、

10時20分終わり。

意識が持つかどうか、心配。

 でも、今年はヴェルディ生誕200年目。

節目の年のため、世界のあちこちで、ヴェルディ。

そういうミーハーなのには、やはり参加しておきたい。

 っと、がんばって行ってきました。

時間をつぶすには、コベントガーデンは不向き。

観光客が溢れ、落ち着かない。

特に昨日は、サッカーのユーロファイナルで、

ドルトムントvsバイエルン。

街には、ドイツ人観光客があふれておりました。

 なので、随分早めにオペラハウスにはいり、

下調べ。




バーコーナーからレストランを見下ろすと、この眺め。

ちょっと映画みたいな風景。







プログラムは7ポンドで売っているのですが、

いつもは、タダで置いてあるこのキャストシートで

十分。

どなたがどうなのか、名前が覚えられない、、。

そこから始まり、スマホで下調べ。

頭に入れつつ、舞台に望みました。

いつもの天井桟敷席ですが、昨日は隣が、

妙にドレスアップし悪目立ちした中高年カップル。

ずっと、やたらベタベタ。

もうー、気持ち悪いこと、この上なし。

 さて、原作は、フリードリヒ・シラーの戯曲 ” ドン・カルロス ”

舞台は、1560年頃のスペイン マドリード

第一幕
ドン・カルロはスペインの王子。
フランスの王女エリザベッタと婚約が決まっており、
フォーテンブローの森に密かに会いに行って、
二人は恋に落ちる、、という始まり。

そのままいけば、ドラマにならず。

突然、エリザベッタはカルロの父、スペイン王のフィリッポ2世と結婚
と決まり(政略のためとは言え、そんなアホな)、
そこからこのストーリーは悲劇へ。

その落ち込んだカルロを励ますのが、
キーパーソンの親友ロドリーゴ。

当時スペインは、新教徒プロテスタントの多いフランドル地方に
弾圧を加えていたため、人々は貧困に苦しんでおり
ロドリーゴは、禁断の愛を忘れ、フランドルの救済に力を注ぐように
カルロに助言します。

このロドリーゴ役のMARIUSZ KWIECIENさん。

終始かっこいい役どころだし、見た目もよし、歌もよし。
大人気でした。
親友愛としては、ちょっと深すぎ?という感じもしましたが。

第二幕

そして、スパイス的な役どころが、王妃の女官であるエボリ公女。
カルロの事が好きで、彼が王妃をまだ慕っていることに嫉妬。
エボリ役のBEATRICE URLA-MONZONさん。
このちょっと意地悪な役どころに、ぴったりな雰囲気。

 さて、大聖堂前では、異端者が刑に処されるところ。
民衆が国王を讃えて騒いでいるところ、
そこに、カルロがフランドルからの使節と共に現れ、
父である王にフランドルの救済を訴えます。
聞く耳を持たない王に、カルロが剣を抜き、
牢屋に入れられます。

第三幕
ここが素晴らしい。
国王フィリッポ二世の嘆きの歌から始まります。
王妃から愛されず、息子ともうまくいかない、、
王ならではの、孤独を歌うシーン。
ジーンとしました。

ちょっとレミゼのジャンバルジャンの亡くなる前の歌のシーンに、
重なりました。

会場は、”ぶらぼー、ぶらぼー、、、ぶらぼーー”

指揮者が演奏を始めるのに、時間をとるくらい。

 





指揮者といえば、オペラ好きの間では、超人気で、有名なこの方。
SIR ANTONIO PAPPANOさん。
音楽総監督で、今回は指揮も。
初めてこの方の指揮を見たとき、
なんて楽しそうに棒を振る方だろう、、と感心しました。
今日も彼にとっても大好きな演目らしく、
素晴らしかったです。

 さて、その王の嘆きの歌のシーンのあと、
王妃が宝石箱がない、、と部屋に入ってきます。
ここにあるよ、、と王。
その中には、息子であるカルロの写真が。
王の王妃に対する疑念は、マックス。
あまりの迫力に王妃は、失神。

実は、これはエボリ公女の策略。
あまりの事に、エボリは王妃に真実を話します。
そして、牢屋にいるカルロを救うことで、罪を償うことに。

カルロの親友ロドリーゴはカルロを救うべく、罪をかぶり暗殺され、
最後の力で、歌を熱唱。
 
第四幕
月夜の修道院にて、再会した王妃とカルロ。
永遠の別れと天国での再会を誓ったところへ、
王が現れ、カルロをとらえようとします。
が、カルロは先王カルロ5世の亡霊と共に、墓に消える。

という感じのストーリー。

 あちこちで民衆や兵士がたくさん出て来て、
合唱をするのですが、その声が素晴らしい。
又、舞台の奥からもオーケストラの演奏が聞こえ、
天の声は、本当に天井から綺麗なソプラノ。
壮大なスケールの素晴らしいオペラでした。

無事4時間20分、見終えました。

 ヴェルデイの音楽、素晴らしかったです。
現在のドラマの劇中に流れる音楽、、
その原点を聞いた感じがしました。

 


すごい拍手でした。
王フィリッポ二世役の、FERRUCCIO FURLANETTOさん。
見た目も声も、王役にぴったり。




エリザベット王妃役の、LIANNA HAROUTOUNIANさん。
前半では、急遽代役でも出たようですが、その効果もあってか、
堂々と歌い、素敵でした。




カルロ役のROBERTO ARONICAさん。

終始嘆くシーンが多い、ちょっと情けない役でもありますが、
それもうまく演じておりました。
歌も素晴らしい。







指揮者パッパーノさん登場。

大人気。

今までで、一番長かった”ぶらぼーーーー”。

 オペラは、やはり奥が深いなあ。

2013年5月25日土曜日

晴れのポートベローマーケット♪

ついに、晴れたーーー。

天気予報に☀が並んだ時は、涙がでそうに。(大げさ)

 それはさておき、帰る前にお近くなので、

Notting Hill 界隈のポートベローマーケットへ。







あくまで、デイスプレーです。




この色合いも、ロンドンの街には合う。




どんな庭が??




あちこちで、藤の花が満開。







いろんな色のお家が並ぶけど、いい感じです。













ストリートパフォーマーも、稼ぎ時。































パフォームの合間に、ちょっと気を抜く、チャップリンさん^^




ちゃんと動いて、仕事してました。

























ドラムらしき楽器のパフォーマンス。




こちらのジェントルマンも、ドイツから。

この日は、あちこちでドイツ語。

サッカーの聖地ウエンブリーにて、ユーロファイナル。

ドイツVSドイツ。

ロンドンは、かってないほど、ドイツ人来てます^^










見るだけでも、楽しそう。




ノスタルジックミッキーさん♪







これは、何??




お兄さん、笑顔良し。







何が何でも、ユニオンジャックで勝負☝




このあたりから、食べ物屋さんに。







実はこの時期のイギリスイチゴ。

うまーいです。

値段も手頃。







あー、小さいカブも売ってます。




今日は、当たりがなかったけれど、天気がいいので、

大好きな住宅街を散歩。











赤い花、満開。





あちこちの木々が花盛り。

花粉も、まっさかり。




いい色合いのおうちと、植栽。




オランダからお花のお届け♪のローリー。




オランダのお兄さん、ローリーから花束抱えて、搬入へ。




味のある本屋さん。




美味しいお肉&お惣菜やさん。

とっても混んでました。




晴れるだけで、ありがたい、、ロンドンです。