一応要るかも?と持って来たスプリングコート、
毎日”着た切り雀”、、です。
さて、今日は娘と用事&お買い物に出かけ、
何度も雨にあたりながら、ホテルに戻り、
昨日行ったフラワショーをあらためて、整理。
今回のチェルシーは何がスペシャルか?
100年目という節目というのが、もちろん一番。
1913年の5月20日から22日の三日間イベントとして始まった
フラワーショー。
出展者は、244で、半分がナーサリー、いわゆる苗屋さん、
三分の一が園芸にかかわる資材屋、残りがアマチュアの園芸家、、などなど。
主催者であるRHS(王立園芸協会)自体は、200年以上の歴史。
第一次世界大戦で中止となった1917年−1918年。
第二次世界大戦による中止は、1939年ー1946年。
その後、戦後最初となったフラワーショーでは、
初めてフラワーアレンジの展示が入り、
イベント自体は大成功だったとか。
昔の写真を見ると、ギャラリーのお洒落なこと。
紳士淑女のイベントだったんですね。
さて、お庭のコンテストがメインとは思いながらも、
やはりもう一つのメインが、会場の真ん中にどかーんと存在する
Great Pavilion。
最初は、小さいテントの集まりだったのが、
巨大なテントとなり、
2000年に、現在のモダンな巨大プレハブのような建物になるまでは、
ギネスの世界一巨大なテントとして、登録されていたとか。
お役目を終えたテントが、バッグやエプロンで売り出された、、
というのも、いかにもイギリスらしい。
さて、そのGreat Pavilionの中には、
100年前から常に出展する三つのナーサリーを始め、
100あまりの苗屋さんが、丹精をこめた苗を
まさにこの時期に照準を合わせ、咲かせて、展示。
圧巻です。
今年は、その他にも今後の園芸の課題&環境に配慮した
いろんな団体の展示もあり。
こちらは、SPARSHOLT/ハンプシャーカレッジの展示。
”アリスの不思議な旅”でおなじみ、
THE MAD HATTER'S TEA PARTYというタイトルのもと、
お庭で育てたハーブなので、お茶を楽しもう!という感じの展示。
ハーブを育てるのも好き、香りも好き、
そしてブーケに使うのも大好き。
なので、ここの展示、はまりました。
ハーブが大きいカップに、、、。
かわいい♡
展示者に与えられる、ゴールド/シルバーギルド/シルバー/ブロンズ
四つのカテゴリーの評価。
どの展示者も、一番綺麗な色を目指し、
ひたすら努力です。
あちこちで見かけた、いわゆるウオールガーデン。
壁面をグリーンで飾る、、トレンドですね。
ショーの間、連日BBCで特集が組まれます。
いつもどこかで、カメラクルー活躍。
バラの苗屋さんも、いくつか。
こちらのバラは、小ぶりですが、とっても上品。
フローリストの展示もあり。
今回一番気に入ったのがこれ。
INTERFLORAが90周年を祝した展示。
色がビビッドで、それでいて、
なんか素敵♡
これだけ色を使っているのに、バランスが良い。
どこかノスタルジックで、懐かしい色合い。
近づくと、その作り込みが、すごい。
こちらは、食虫植物の展示。
キモ可愛い??
クオリティーは秀逸。
こちらも、ゴールドですね。
ここ英国でも、日本でも今や大人気のヒューケラ。
バラエテイー豊かなカラーリーフ、控えめな花が
お庭に上品に、アクセントを添えてくれますね。
こちらは、過去にベストプラントに選ばれたものの展示。
時代と共に、やはり流行があります。
プラントの展示のみならず、それを生かすための、
ハードの方も、工夫満タンです。
このアマリリスの展示は、かなり話題に。
下から見上げれば、アマリリスの色の洪水に圧倒。
こちら、BBCの中継中。
ずらっと並んだアリウムが見事。
クレマチスにうっとり。
今の季節、芍薬最高。
お庭の植栽にも、あちこちで見かけました。
色もかたちも、葉っぱも、、、全部好き☆
こちらは、人気のスーパーマーケットWAITROSEの展示。
よく見れば、イギリスの地図。
野菜が、行儀良く並び。
あの白いキャベツ、固いのよねえ。
トマト、いちご。
アスパラガス♪
さて、こちらは、過去のゴールドアワードを展示。
66回くらいとったかなあ?とおっしゃてました。
やはり、100周年ならではの展示、あちこちに。
今回は、特に、”次世代にこの園芸の歴史を確実に渡す、、”
という使命が、あちこちにアピールされておりました。
なぜか、昔の箱に惹かれる、、。
英国の初夏を彩る”ペラゴニウム”。
日本では、ちょっと暑苦しいかも。
圧巻のルピナス。
イギリスっぽいお花。
今年も、タイの展示は、ひたすらゴージャス。
ちょっとありがたい感じもします。
通常であ、時期の終わったチューリップも、
この時期に照準を、ばっちりと合わせました。
最もイギリスらしいと思う花、ジギタリス。
ピーターラビットの本の挿絵でも、おなじみ。
このてんとう虫の柄のポピー、
昨年のベストショーガーデンでも、いいアクセントで使っておりました。
このバラは??
Albrightonまで行ったけれど、まだ咲かず
ほぼ出会えなかったDavid Austinのバラたち。
ここにたくさん咲いておりました。
こちらも、ゴールド。
甘い香りがあちこちに。
私の一番のお気に入りは、こちら。
白に少し入ったピンクが、上品。
アーチも見事。
ということで、これでGreat Pavilionのほんの一部。
明日は、お庭のお気に入りについてまとめる予定。
ふーーー。
0 件のコメント:
コメントを投稿