最終日は30度を超え、結構ばてましたが、
まあ余すことなく、見て見て、買って、楽しみました。
その報告は後で書くとして、まずMADRIDの最終日のご報告を。
あちらに見える王宮は、なんと2,800以上の部屋数。
あまりにも広すぎて、実際に王様はお住まいではないとのこと。
公式行事の場となっているようです。
今回は半日のツアーなので、中には入らず。
後ろから失礼。
この二人は誰?
セルバンテス作のドンキホーテのお二人。
ぽっちゃりしたお付の方は、サンチョパンソ。
ここは、人気の観光スポット、スペイン広場。
像の上にも、上がれますよ。
この像の上にお座りの方が、作者のセルバンテス。
この本は古典で、スペイン人は学校で必ず習うのですが、
全部読破する人は、稀有だとか。
ガイドさんのお話では、日本の”源氏物語”のようなものだそうです。
多分超長編。
日本のサイトでGOODLE検索すると、ドンキホーテはお店の名前が
最初にHITします。
本家はこちらですよ!
さて、お次は昨年の秋にはじめて来て、とっても感動した
ソフィア王妃芸術センター。
ピカソの”ゲルニカ”が覆いなしで、ばっちり見られます。
(写真撮影は禁止)
ゲルニカは、パリ万博の絵を頼まれたピカソが、
スペインの内戦で、人類初の無差別殺人が行なわれた
ゲルニカの悲劇を聞き、
短期間で書き上げた大作。
本当は壁に書くように頼まれたのですが、
ピカソのたっての希望で、キャンパスに書いたため、
万博の後も保存され、
今我々も眼にすることができます。
出来上がる工程も、当時のピカソのガールフレンドの
写真家が撮影していたため、
順を追って、見ることができます。
パリ万博のミニチュアもあり、とても興味深いです。
とにかく、平和に対する彼の強い思いがこもった
感動の大作です。
ほのぼの感では、やっぱりミロ♪
ほんわりします。
中庭の緑に、癒されますが、ここは元病院だったとか。
そして、異彩を放った作品のダリですが、意外にも初期の作品は
妹をモデルにした、とてもやさしい作品。
ダリといえば、かなり狂気な作品が主流ですが、
初期はこんなに穏やかだったのには、新鮮は驚きを感じます。
モダンで眼を引く外観。
マドリードの美術館といえばゴヤ、ベラスケス、グレコなどを所有するプラドが有名ですが、
ソフィアは、一押しです。
さて、半日観光を終え、お昼前に街に繰り出します。
各通りには、こんな洒落たタイルの表示。
CALLEは、通りを意味するスペイン語。
町並みは、かってのスペイン帝国の繁栄を彷彿させる堂々たるもの。
観光と昼食を終え、しばし友人宅で休憩。
近くの野原で採ったWILD FLOWERS。
かわいい。
友人の作ったタイルのボード。
BIENVENIDO は、ウエルカム!!
夕方、空港まで送ってもらいます。
現地に住む友人の、貴重な情報とアテンドにより、とっても楽しい旅行になりました。
友人とその家族に、ただただ感謝です。
又の再会を誓って、マドリードを後にしました。
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