2011年6月6日月曜日

MADRID 最終日 

 昨晩無事、姉とのパリ三日間珍道中から、帰りました。

最終日は30度を超え、結構ばてましたが、

まあ余すことなく、見て見て、買って、楽しみました。

その報告は後で書くとして、まずMADRIDの最終日のご報告を。


あちらに見える王宮は、なんと2,800以上の部屋数。

あまりにも広すぎて、実際に王様はお住まいではないとのこと。

公式行事の場となっているようです。

今回は半日のツアーなので、中には入らず。



後ろから失礼。

この二人は誰?

セルバンテス作のドンキホーテのお二人。

ぽっちゃりしたお付の方は、サンチョパンソ。

ここは、人気の観光スポット、スペイン広場。




像の上にも、上がれますよ。





この像の上にお座りの方が、作者のセルバンテス。

この本は古典で、スペイン人は学校で必ず習うのですが、

全部読破する人は、稀有だとか。

ガイドさんのお話では、日本の”源氏物語”のようなものだそうです。

多分超長編。

日本のサイトでGOODLE検索すると、ドンキホーテはお店の名前が

最初にHITします。

本家はこちらですよ!

 さて、お次は昨年の秋にはじめて来て、とっても感動した

ソフィア王妃芸術センター。

ピカソの”ゲルニカ”が覆いなしで、ばっちり見られます。

(写真撮影は禁止)

ゲルニカは、パリ万博の絵を頼まれたピカソが、

スペインの内戦で、人類初の無差別殺人が行なわれた

ゲルニカの悲劇を聞き、

短期間で書き上げた大作。

本当は壁に書くように頼まれたのですが、

ピカソのたっての希望で、キャンパスに書いたため、

万博の後も保存され、

今我々も眼にすることができます。

出来上がる工程も、当時のピカソのガールフレンドの

写真家が撮影していたため、

順を追って、見ることができます。

パリ万博のミニチュアもあり、とても興味深いです。

 とにかく、平和に対する彼の強い思いがこもった

感動の大作です。











ほのぼの感では、やっぱりミロ♪

ほんわりします。



中庭の緑に、癒されますが、ここは元病院だったとか。 

 そして、異彩を放った作品のダリですが、意外にも初期の作品は







妹をモデルにした、とてもやさしい作品。

ダリといえば、かなり狂気な作品が主流ですが、

初期はこんなに穏やかだったのには、新鮮は驚きを感じます。







モダンで眼を引く外観。

マドリードの美術館といえばゴヤ、ベラスケス、グレコなどを所有するプラドが有名ですが、

ソフィアは、一押しです。

 さて、半日観光を終え、お昼前に街に繰り出します。









各通りには、こんな洒落たタイルの表示。

CALLEは、通りを意味するスペイン語。

 町並みは、かってのスペイン帝国の繁栄を彷彿させる堂々たるもの。


 










 観光と昼食を終え、しばし友人宅で休憩。



近くの野原で採ったWILD FLOWERS。

かわいい。



友人の作ったタイルのボード。 

BIENVENIDO は、ウエルカム!!

 夕方、空港まで送ってもらいます。

現地に住む友人の、貴重な情報とアテンドにより、とっても楽しい旅行になりました。

友人とその家族に、ただただ感謝です。

又の再会を誓って、マドリードを後にしました。

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