サンレミの後は、アルルに向かいます。
プロヴァンス初心者の我々は、どの村に行くのか、
今回結構悩みました。
どこもなかなか魅力的そうなので、、、。
アルルは、”アルルの女” というひびきを、何度か聞いた以外は、
たいした知識もなく。
でも、一番思い浮かぶのは、ゴッホかも。
かれは、強烈な太陽を求め、南仏に移り住み、
アルルでは、200作品ほど描いたとか。
街のあちこちに、そのゆかりのスポットがあります。
その中でも、強烈なのがここ。
実は、ガイドブックなどにも、”わかりにくい場所です” とか書いてあります。
まさに、その通リ。
道しるべにも”ゴッホの跳ね橋はあちら、徒歩でどうぞ” という小さいサインがありました。
でも、そこからさらに車で結構走りました。
近づくとこんな感じ。
この絵を見てもわかるように、今ある橋は復元されたもの。
でも、この場に行くと、なかなか感動します。
そして、なんといってもびっくりするのは、
全く人気(ひとけ)がないこと。
そこに居るのは、我々と、お昼休み中のトラック運転手くらい。
なんとも寂しい有名スポット。
あたりの運河の空気感は、きっと当時とあんまり変わらず、、でしょうか。
わびしい感じが、いかにもゴッホらしい気がしますが。
でも、一見の価値あり。 お勧めです。
さて、アルルの街中に戻り、ちょっこり散策。
こんなプロヴァンス各地で見かける観光自動車、プチトランっていうらしい。
こんな洒落たレストランもあり、
ローマ時代の遺跡もあちこちに残る、由緒正しき街、、。
なのですが、お昼を過ぎ、気温38度。
しかも、あちこちに物乞いのジプシーがたむろ。
すっかりアルルの印象が下がり。
しかも、熱中症になりやすいわんこさんのためにも、早々とホテルに退散。
お昼を食べたビストロやら、ローマ遺跡の写真は、
コンパクトカメラで撮ったのですが、前日書いたように、
誤って消去。
でも、今回初めて知ったのは、アルルにはローマ時代からの闘牛場があり、
今も闘牛が行なわれていること。
しかも、世界遺産だとか。
フランスって一体いくつ世界遺産があるのか、、、とか思ったりして。
さて、旅はまだまだ続きます。
翌日は、朝アヴィニヨンの橋に行き感動、その後カルカッソンヌ、
そしてトゥルーズ郊外の友人宅へ。
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