2011年9月2日金曜日

哀愁漂う? アルル

 サンレミの後は、アルルに向かいます。

プロヴァンス初心者の我々は、どの村に行くのか、

今回結構悩みました。

どこもなかなか魅力的そうなので、、、。

アルルは、”アルルの女” というひびきを、何度か聞いた以外は、

たいした知識もなく。

 でも、一番思い浮かぶのは、ゴッホかも。

かれは、強烈な太陽を求め、南仏に移り住み、

アルルでは、200作品ほど描いたとか。

 街のあちこちに、そのゆかりのスポットがあります。

その中でも、強烈なのがここ。




実は、ガイドブックなどにも、”わかりにくい場所です” とか書いてあります。

まさに、その通リ。

道しるべにも”ゴッホの跳ね橋はあちら、徒歩でどうぞ” という小さいサインがありました。

でも、そこからさらに車で結構走りました。



近づくとこんな感じ。




この絵を見てもわかるように、今ある橋は復元されたもの。

でも、この場に行くと、なかなか感動します。

 そして、なんといってもびっくりするのは、

全く人気(ひとけ)がないこと。

そこに居るのは、我々と、お昼休み中のトラック運転手くらい。

なんとも寂しい有名スポット。




あたりの運河の空気感は、きっと当時とあんまり変わらず、、でしょうか。

わびしい感じが、いかにもゴッホらしい気がしますが。

でも、一見の価値あり。 お勧めです。

 さて、アルルの街中に戻り、ちょっこり散策。




こんなプロヴァンス各地で見かける観光自動車、プチトランっていうらしい。




こんな洒落たレストランもあり、



ローマ時代の遺跡もあちこちに残る、由緒正しき街、、。

なのですが、お昼を過ぎ、気温38度。

しかも、あちこちに物乞いのジプシーがたむろ。

すっかりアルルの印象が下がり。

 しかも、熱中症になりやすいわんこさんのためにも、早々とホテルに退散。

お昼を食べたビストロやら、ローマ遺跡の写真は、

コンパクトカメラで撮ったのですが、前日書いたように、

誤って消去。




でも、今回初めて知ったのは、アルルにはローマ時代からの闘牛場があり、

今も闘牛が行なわれていること。

しかも、世界遺産だとか。

フランスって一体いくつ世界遺産があるのか、、、とか思ったりして。

 さて、旅はまだまだ続きます。

翌日は、朝アヴィニヨンの橋に行き感動、その後カルカッソンヌ、

そしてトゥルーズ郊外の友人宅へ。

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