2011年9月9日金曜日

”千のシャトーが建つ丘” サンテミリオン

 昨日はメドック地区のシャトーの豪華さに、圧倒されましたが、

まだなんだかワインの街としては、ぴんと来なかった私。

 北のナントへの移動の前に、ボルドーの別のワインの街”サンテミリオン”

に立ち寄ることに。

ここでは、二世紀ごろから、古代ローマ人がブドウを栽培し始めたようです。

町の名の由来は、8世紀ごろ洞窟に隠遁していた僧侶聖エミリオン(ST.EMILLION)

からきています。

他の僧侶たちと一緒に、この地でワインの醸造を始め、今では”千のシャトーが建つ丘”

と呼ばれる町。

中世にはキリスト教の聖地、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路

としても、にぎわいました。

世界文化遺産にも指定されております。




駐車場に車を停めてふと街を見ると、なんだかいい感じ。




街の真ん中に建つモノリス教会。 聖エミリオンの死後、弟子が建てたとかで、

一枚岩からできているそう。 どんな岩?
 



その足元にも綺麗なお花♪





すぐ近くにある素敵なホテル。

わんこの宿泊は無理でしたが、食事はOKだったので、

朝食をいただくことに。




ホテルは高台にあり、テラスからは、絶景!




なんだか素敵なCAFE!





とっても素敵な街に来た!という予感がします。

後で、散歩するのが楽しみ。




朝食が、叉最高。

フレッシュなピーチジュースに、外がかりかり中はもっちりのパン。





サラミや生ハム、チーズ、それにケーキ、、、(一部はお持ち帰りしました)。


そして、びっくりなのが、





朝から6種類のムースのデザート。

少しずついただきました。 どれも、甘さ控えめで、上品。

ここで、まずまったり。

(当然ランチは抜きました)

お手洗いもとっても綺麗で、感動。




家々の間の小さなスペースにもブドウ畑。 いい眺め。

 さあ、街散策スタート。




フラッシュをたかなければ、撮影も可能。(お店の撮影は一言聞いてからがマナー)




超高級 ”ペトリス”。




”失楽園”で有名になったシャトーマルゴー。

もちろんこれらは、JUST LOOKING.




特級の称号を与えられたシャトー(多分)。







坂のある街って、やっぱり魅力的。

マカロン& カヌレのお店があちこちに。

カヌレはボルドーの修道院で作られたのが始まりで、ここの名物のようです。




これがカヌレ。 なんでもワインの澱をとるのに、卵白を使い、大量の余った卵黄の

再利用のために、考案されたそう。




ワインやさんはあちこちに。




ブドウの苗、”欲しい!”。 でも、ロンドンの気候で育つはずもなく、断念。








ここの人々は、笑顔良し! 




水の流れるところに、子供あり。




そこかしこにレストラン。 遠くに鐘楼が見えます。




このワインやさんの色も魅力的ですが、




この色合いにすっかりやられました。 素敵過ぎ!




どこを撮っても絵になる街。




おッ、例の超高級ワイン”ペトリス”の値段が、えー? 3,700ユーロ?




いやいや、そんなものじゃあなかった。 1945年ものムートンロスシルト 14,000ユーロ。

ほーー。





とっても楽しい、叉来たい!と思う素敵な街並み。

ワインに興味がなくても、楽しめるところ、お勧めです。




石積みの向こうに見えるぶどう畑もいい。





今回の旅行で、一生分のぶどう畑を見た? 感じ。

 サンテミリオンの街を後にして、一箇所立ち寄ったのは、、。




ペトリスのシャトー。




こちらも、敷居高そう。 ひと気もなし。




ぶどうも理路整然。




きれいなぶどうさん。 

 一つ気になったのが、どのぶどう畑も人影なし。

手入れする人もなし。 バカンスだから?

唯一働いているのを見かけた人たち。




思わずぱちり! でも愛想よく、手も振ってくれました。




ここから、北に移動。

どんどん気温も下がり、ぶどうもひまわりも見かけなくなっていきます。

見納めのぶどう畑。

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