2011年9月3日土曜日

アヴィニヨンの橋の上で ♪

アヴィニヨンを発つ日の朝、まだ行っていないアヴィニヨンの市内へ。

今回は、欲張りスケジュールで、アヴィニヨンは二泊のみ。

この日は、トゥールーズの郊外の友人宅に夕方着く予定なので、

短時間の観光となりました。

 市内の地下の巨大駐車場に停め、エレベータをあがると、




そこは、荘厳な法王庁宮殿。

アヴィニヨンは、1377年にグレゴリウス11世がローマに戻るまでの約1世紀の間

法王領として、繁栄した街。






マリアさまも黄金に輝いておりました。

その圧倒的なスケールは、さすが!






有名なサン・ペゼ橋。 童謡 ”橋の上で踊ろうよ、踊ろう♪ ”で、知られておりますが、、。

ここに上るには、どこから?としばし探します。

フランスのこの手の場所は、ミュージアムに入ると、中でつながっている、、ことが多く、

ここもそうでした。

入場料を払い、イヤフォンから橋の説明を受けながら、進みます。




なんと、わんこもOK! さすが、ドッグフレンドリーなフランス。




いよいよ橋をわたります。 が、もちろん途中で途切れているので、向こう岸には行けず。

下を豊かな水をたたえたローヌ川が流れます。

リヨンで出会ったローヌ川に再び、出会えました。

この橋は、1177年から85年の年月をかけ、木造の橋がかけられ、

1226年に石造りにつくりかえられました。

17世紀の大洪水で、18のアーチが流され、現在もそのままの姿だとか。




この日は、ぬけるような青空。

橋の眺めは、夕方が最高のようです。

今回は、時間切れで次に向かいますが、ちらっと通った町のセントラル、なかなか良さそうでした。

次の目的地は、カルカッソンヌ。

 22年ほど前に姉が訪れて、いたく感動した、、という話から、

行ったのですが。

しかも、”カルカッソンヌを見ずして、死ぬべからず” ともいわれるほど、美しい要塞の街。

 さて、現地に着くと、なんだか様子が違います。

すごーい車と人。

駐車場に停めるのも一苦労。

しかも、かなりな暑さのため、私だけお城の向かい、主人とわんこさんは、

車で待機。

さて、どんなとこかなあ?




下にちらっとうつるのは、観光バス。

とにかく、人、ひと、人、、、。





巨大な城壁。

古いものは、西ゴート族が立てた建物もあるらしい。

それって、昔習ったゲルマン民族大移動:??ってやつでしょうか。

この強固な城壁が、中にある中世の町を守り続けたそうです。

1659年のピレネー条約の後、要塞の役目を終え、廃墟に。

19世紀になり、その価値が見直され、再び手を加えて、今に至っているとか。




ここは、年中風が舞っているらしく、すごい砂埃。

口の中が、砂でじゃりじゃり。

中に入ろうとすると、沿道には人があふれ、両側をみやげ物がひしめき、、

あれ? 姉が言っていた人気がないところに、巨大な要塞の街! はどこ?

1997年に世界遺産にも指定され、しかも以前は人も住まなかった要塞の中も、

今では、1,000人ほどの方がお住まいだとか。

どうりで、にぎわっているわけだ。

高いところにあがって全体を見渡したかったのですが、やはり入場料を払い、

中に入らないとダメなようでした。

今回は断念。

 なんだか、すっかりがっかりして、退散。

次の目的地に、出発!

2 件のコメント:

  1. きれいね~。

    からっとした青空のもと時代を見守ってきた

    街並み。魅せられますわ。

    ヤスさんのおみあしもきれいだわ~。

    日本はのろのろ台風にみまわれて

    ずっとさえないお天気。

    今晩は『嵐』のコンサートで

    はじけてきます♪

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  2. えりさま

     嵐ですか?

    よくチケットがとれたこと。
    ジャニーズ系は、ファンクラブに入って、チケットを買おうとしても、
    抽選だもんね。

    しっかりはじけてきてね!

    ちあき

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