ボルドーのぶどうに別れを告げて、車を北に走らせると、
どんどん気温も下がり、なんだか空気感もイギリスに似たものに。
途中ナントで一泊。
夕方ホテルに着いてさあ何か食べにいこうと、外を見たら
なんだか不気味な空。
ふと出歩かないほうがいいと思い、待機していると、
みるみる空はねずみ色、風がどんどんきつくなり、雷、たたきつける雨、、
道路は川のように、、、。
旅も終わりに近づき、夏の終わりを感じた瞬間でした。
結局ホテルでルームサービスをとり、そのまま一泊。
ナントの町は、本当に何も見ることなく、次の目的地へ。
一応街並みは、旧市街もあり、趣もありました。
主人には、この町を訪れたい理由がありました。
ドイツに住んでいた時に、息子と訪れたワールドカップフランス大会、
クロアチア戦を見たのが、ここナント。
ということで、確認の為、こちらへ。
再び訪れて満足した主人、さて次の目的地に向かいます。
ヨーロッパに通算17年ほど住みながら、まだ行っていなかったここ。
シリーズ世界遺産でも、訪れたい&美しいと思うの二つのカテゴリーで、
堂々人気NO1の場所。
期待も高まります。
村にもお花が植えられ、綺麗。
すこーしシルエットが見えてきました。 わーー。
俄然期待が高まります。
道路わきには、”わき見運転注意!” の看板が、いっぱい。
でも、わき見しちゃいます。
途中、賑やかなみやげ物エリアを通り過ぎ、
大分見えてきた!
ここから見ると、本当に不思議な光景。
あいにくの天気が、逆にぴったりだったりして。
昔の人の英知と努力は、すごい。
延々と歩くのかと思っていたら、すぐ近くに駐車できて、しかも6ユーロ。
意外にリーゾナブル。
モンサンミシェルは、もともと先住民ケルト人の聖地。
ノルマンディー南部のサン・マロ湾に浮かぶこの小島に、大天使ミカエルの
お告げに従い、最初に礼拝堂が建てられ、966年に修道院が造られました。
14世紀の英仏百年戦争では、要塞の役目を果たし、英軍の進入を阻み、
フランス革命時には、牢獄としても使われていたとか。
一時は荒廃しましたが、修道院として修復され、現在に至ります。
かっては、干満の差が15メートルほどあり、巡礼者が命を落とすこともしばしば。
巡礼の前には遺書を書く、、とまで言われていました。
1877年に地続きの道路ができてからは、砂が堆積し、海に浮かぶ有名な光景は
ほとんど見られなくなりました。
現在はかっての姿を取り戻すべく、工事が行なわれております。
さて、中に入ります。
おっと、中は賑やか。 名物のオムレツ屋さんでしょうか。
名物にうまいものなし、、と言いますが、確認してないので、ノーコメント。
すごい人、ひと。
この絵葉書、興味深い!
1877年に道路の開通と共に、鉄道も走っておりました。
砂の上で遊ぶ子供達、大丈夫??
いろんな建物が積み木のように、積み上げられたような様相。
レストラン大賑わい。
ホテル、みやげ物屋さん、がたくさん。
ひっそりと建つイメージがあったのですが、巡礼者の宿場町のような
役目をしていたのかも。
みやげものは、結構ないいお値段。
何も買わず。
かっては、ここから英軍を見張ったのでしょうか。
ここも大勢の観光客。
頂上に上がる最後のポイント以外は、わんこOK。たくさんのわんこさんに出会いました。
駐車場も満杯?
はりきるうちのわんこさん!
これは、下から上に物を届けるリフトでしょうか?
こんな吹きっさらしの場所にも、ワイルドフラワーが。
かもめが実はボス?
今日は、浸水の心配なし!の看板。
なんだか、いい光景。
実はこちらは、
車で5分くらい走ったところにある、移動ハンバーガー屋さん。
モンサンミシェル近くのレストランが結構ぼったくりだったので、
ここでお昼。
この安っぽいフランス国旗と、とうもろこし畑越しのモンサンミシェルのシルエット、
なかなか良し。
モンサンミシェル、近くで見るより、ちょっと引いてみるのが、いいかも。
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